
マイフォト 『クエ料理 一本釣』を参照して下さい。
今日は久し振りの大阪出張で夜は、昭和44年に入社した同期で第三市が尾寮の仲間4人が集まった。ホストは岡本さんで富士通の関西の営業で偉ら~~い人、そして最近迄四国支社長で今はソレキア常務の大高さん。もう一人は東京から事業部の同期で北海道の哲ちゃん。
(クエとは)
こいつは一本釣りでしか漁獲出来ない。深海魚でもないし浅い海にいる訳でもない。高級珍魚だそうですね。
『九絵(クエ)』とは黒と白のまだら模様であり、黒い部分が九つあるそうで、それで九絵というそうな。
安い店では偽物が多いらしい、そいつはまだら模様が無いそうな。九州ではアラと呼んでいるんではないでしょうか。
とにかく、胆の刺身とかいろんな部位の刺身を食べて、水炊きの土鍋で食べました。ぽん酢系のたれで食べる。
身が引き締まり実に美味である。こんな美味い魚がこの世におるんやね。
(酒談義)
親爺の阪田さんが新潟の杜氏が自ら田圃を耕して収穫した米で製造した『純米 吉野川』を持って来た。
酒作りのプロが育てた稲で製造した、正真正銘の幻の酒である。もったいないので、冷やで飲む。
色々と酒談義となり、奈良に在住の岡本さんからも面白い話が聴けた。
・杉玉について質問した。 酒蔵の玄関に大きな杉の葉っぱを丸めた大きな、運動会の玉割りで使うような奴の正体は何であるのか?
ー親爺答えて曰く、あれは米を蒸して、麹(こうじ)と混ぜる工程がある。その時に四角い板の上で混ぜる、その板は杉の板を使う。古い杉では駄目である、新しい杉の木を使用する。
ー杉玉は、酒蔵が2月頃にお酒が出来た事を知らしめる為に掲げる事になった。最近は年中、掲げておる不埒な奴もおる。
・酒のルーツは何処だ?
ー奈良在住の岡本さんが答えて曰く、『正暦寺(しょうりゃくじ)』であると。奈良公園からバスが出てるそうやけど、それで行けるそうです。日本酒発祥の場だそうです。
ー店の親爺曰く、もともと酒は坊さんが作っていた。それを、庶民に伝えたそうな。古い製造手法では玄米をその儘使うので、液体は茶色いらしい。そして、メチャ甘いそうな。
『正暦寺』
延々と酒と魚の論議があり、私は質問する側であった。しかし、おもろい店主であった。我々と話をしていてお店はどうなっているんでせうか?心配やね。
『釣魚料理 九絵家』 クエ料理・伊勢海老料理 代表者 : 阪田敏和さん
大阪市西区江戸堀1ー27ー8
昭和江戸堀ビル1階 (あれ? 我々は2階やっつーたな~~?)
06ー6448ー6720(電話)
しかし、岡本さんお世話になりました、今度は江戸に来られる時には両国で『ちゃんこ鍋』御馳走します。
しかし、ラグビーを阪大時代から今だ続けているお姿は立派ですね。毎年、四国の松山に遠征してるそうですが、今度の英国遠征では身体に気をつけて下さいね。足の骨とか腕の骨とか前歯とか(え?既に大学時代に無い?)歳やさかいね。
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