皆様良いお年をお迎えください
ご近所の鶴見川です。殆ど毎日早朝から野鳥を追いかけています。
2017年には沢山の場所に鳥見に出かけました。ボルネオ島のキナバル山へ京都の鳥友と
ツアーに参加して熱帯雨林の野鳥を探し、あのコスタリカで有名な世界一美しいと称賛される、ケッツアールの同族であるキヌバネドリの仲間と遭遇できました。
石垣島や三宅島に固有種を求め、遂に年に一度、慰霊の為に小笠原丸が航路を開く硫黄島へも出かけました。東洋のガラパゴスと呼ばれる硫黄島、日本の排他的経済水域の70%近くを占める小笠原諸島と硫黄島、南鳥島、沖の鳥島、100年後の日本の鉱物資源を支える可能性があるかも知れません。
渡りの季節には日本海に浮かぶ島に野鳥の渡りを観察に出かけた。山形酒田沖に浮かぶ飛島、新潟の沖に浮かぶ粟島、そして、夏の繁殖期には100万羽のウトウが繁殖する世界最大の島、利尻島の南にいちする天売島に出かけた。夕方、嘴に沢山の小魚を咥えたウトウの大群が巣の子供たちに餌を届ける光景は感動した。鳥ファンならば、一度は見ておく光景の一つではないだろうか。
北海道の旭岳での『ギンザンマシコ』も記憶に残る光景でした、早朝の這松林に色鮮やかな姿は印象深い。大洗海岸から苫小牧へのフェリーでの鳥見も面白かった。家内は暖かな個室で推理小説を読んでいるが、私はツアー客と一緒に吹雪が舞う甲板で海鳥を観察していた。3月の頃の話しですが、青森沖あたりから海鳥は増え、アホウドリを観察できた時の喜びは格別でした。
そうそう、台湾にもヤイロチョウを探しに鳥ツアーに参加した。残念ながらヤイロチョウの姿は見れなかったが、抱卵中のヤイロチョウの頭だけは見ることが出来た。そんな折、京都の鳥友は京都の朽木の森でヤイロチョウを観察していたそうです。鳥を探すとはこんなもんなのですね。奥が深い。
鳥を追いかけて遂に 日本産野鳥の撮影に330種に到達しました。海外を含めると505種類となります。まだまだ目標は高く持っていますが、地元の鶴見川中流域の野鳥だけは大事にしたいと思います。幸い何人かの鳥仲間が出来ましたので、皆さんと一緒に鶴見川中流域の野鳥を見守りたいと思います。今年は珍鳥の『メジロガモ』、『クビワキンクロ』珍しい『マガン』,『シマアジ』等々が飛来し多くのバーダーが集まりました。
40年以上継続している、ラジコン飛行機の赤とんぼも健在です、白馬村の『ちんぐるま』で自炊の合宿が継続中です。
爺さん4人の温泉と山歩きを楽しむ会も健在です、31回目の開催が記録されました。
大学時代のワンゲルの同期の同窓会も毎年開催され、今年は千葉の田中さんが幹事でした。楽しい2泊3日の旅でした。来年は姫路城近くで集合予定、幹事は姫路の元副将のヤッサンです。
北河内の牧野・招堤・樟葉の村々の子供たちが通った枚方第三中学校の同期同窓会が今年も開催された、本当に懐かしい思い出だ。幹事さんたちのお陰だ。そして、半世紀ぶりに高峰君にも出会えたのが嬉しかった。
『悲しい出来事』
皆様ご存知、『ふうてん老人』さんが9月3日に逝去されました。私はこの知らせを母島で電話で受信しました。航海中なので、直ぐに駆けつける事が出来ませんでした。後日、同期の福田さん、菅原さん、森田先輩と奥様に会いに国立に出かけました。彼が好きだったカサブランカの花を抱いて行きました。
10年以上前、このブログを始める時に既に鬼籍に入られた、浅茅ヶ原竹比古(俗称Muさん)とふうてん老人に導かれて始めました。文章の添削も彼らに指導を頂いた恩人です。どれだけ一緒に酒場を巡ったか、数えることが出来ない。彼の事を語れば一晩でも話ができるだろう。幸いこのブログのコメント欄には生前の彼の意見が数多く残されています。このコメント欄を読むことで彼を忍びましょう。
仲良し3人組のMublogの旦那も、ふうてん老人の旦那も亡くなり、残るは私だけとなりました。本当に残念な年となりました。
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