長谷川 博(著) 『オキノタユウの島で』 感想文
『オキノタユウ』何でしょう
彼は行動する学者さんです、絶滅の危機に遭遇していた『アホウドリ』を、無人島である鳥島に乗り込み身体を張って絶滅の危機から救った男なんです。彼は人間が近くに行けど逃げず簡単に捕まる事から、可愛そうに『阿呆鳥』と命名したことを変えようとしています。名前を昔山口県の人々が呼んでいた尊敬を込めた『沖の太夫』としたいと提言しています。
考えてみれば、英語では『アルバトロス』ゴルフでは滅多にだせないスコアーを言いますので、馬鹿にした名前ではなく稀有な鳥という尊敬の念があると思います。逃げないといえば、氷河時代を生き残り今は日本アルプスの高峰ににしか棲まない雷鳥も古来山岳信仰に守られ人々から信仰の対象となり人が近くに行けど逃げない鳥です。海外の学者が日本の雷鳥が何故人が近くに行けど逃げないのか、驚いたと言います。
『尖閣諸島を国際野生生物保護区に申請』
長谷川さんの意見で私も同感な記事がありました。1880年代後半から尖閣諸島で人間は『沖の太夫』を100万羽も捕殺しました。羽毛を獲るためです。そして、絶滅の危機に追い込んだのは人間でした。現在は回復し鳥島と並んで『沖の太夫』の繁殖地として回復しつつあります。
日本は世界から尊敬される国になるには、自らが尖閣諸島とその近海を国際野生生物保護区に申請し世界中の人々と手を取り『沖の太夫』を守ってはどうでしょうか。
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