卑弥呼の鏡は魔鏡だった
本日のニュースでは古墳時代前期の古墳から出土する三角縁神獣鏡が魔鏡であったと発表がありました。
参考 卑弥呼の鏡は魔鏡
三角縁神獣鏡については議論が分かれる、昔の京都学派は卑弥呼が魏から貰った鏡だという説でしたが、中国本土で1枚もこの鏡が出土しないので、日本で製作されたものではないかというのが、故、森浩一先生の説でした。
呉の職人が弥生時代から日本列島に移住しており、銅鐸など高度な技術がひつような青銅器を製造していたという。神獣鏡は呉の地方でよくみられるモチーフだそうです。舶来か日本製か別にして、いずれにしても卑弥呼の時代に青銅鏡が銅鐸に変わり重要な祭祀の役割を担っていたことは確かである。
魔鏡については、従来から知られていたことであるが、卑弥呼の時代の出土した鏡から3Dプリンターで復元するアイデアは面白いです。きっと鏡を磨く職人さんが磨いたのでしょうね。私が以前見た魔鏡は隠れキリシタンが使用した鏡で、鏡に光をあてるとキリストかマリア像が写し出されたような記憶があります。
唐子鍵遺跡を散策したときに沢山の鏡神社が存在する事が不思議でした。弥生時代から銅鐸や銅剣を製造していた職人グループは時代が変わり、銅鏡を製造するようになったのではないでしょうか。
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