明日から佐渡旅行
今年は壱岐に行き、今度は佐渡島です。初めて佐渡を訪問する事になります。日本海に浮かぶ標高千㍍を超す山を持ち且つ稲作が出来る大きな平野を持つ海洋交易の国というイメージがあります。
奈良時代から国として認められ国司が赴任していたと聞いています。佐渡おけさは海洋民族が伝えた芸ですね。政治犯の流刑地としても有名でした、世阿弥が流された事は有名ですね。江戸時代は金山で有名、世界最大の金産出地として知られました。
そして、芭蕉が歌った、『荒海や 佐渡に よことう 天の川』昔、学校で習いましたね。この歌の解釈はいろいろとあるようですが、荒海と聞くと人を寄せ付けない流刑の最果てというイメージが湧きます。芭蕉は佐渡の枕詞を創造したのかも知れませんね。
どうも、先日から風邪もようで今日は鳥撮も止め一日中風邪薬と喉のうがい薬で静養した。明日は大丈夫だろうと推測している。何せ、佐渡で『たらい舟』に乗らねばならない。
・たらい舟
これ、子供の頃に一寸法師の絵本でお馴染みですが、舟として何処に行きたいのか不明の構造であり、むかしから疑問である。
昨年か、一昨年にベトナムの中部、昔のチャンパ王国が栄え東アジアの貿易港として栄えたフエ、ダナンを訪問した時に何と、海岸で大きな『たらい舟』が幾つも海岸に干してあったり、人々が乗船していた。どうも、佐渡というか、日本列島の『たらい舟』は南方のダナンあたりから伝播したと今では推測している。
構造的にも胴廻りを竹の材料を使用するので、明らかに南方系だと考えていいでしょうね。モンゴル草原に竹は存在しないでしょう。今回、初めて『たらい舟』挑戦です。
一寸法師やかぐや姫の物語は列島では南の海洋民族である隼人が南方の交易から得た知識ではるか、日本海の越の国まで伝えたのでしょうね。
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