銅剣鋳型が滋賀県高島市で出土
滋賀県高島市、上御殿遺跡から弥生中期と考えられる、銅剣の鋳型が出土した。この銅剣は中国北方遊牧民が春秋戦国時代に使用していた短剣と酷似するという。
読売新聞ニュース 「遊牧民」流銅剣の鋳型 滋賀・高島で日本初出土
毎日新聞ニュース 銅剣鋳型国内例ないタイプ
湖西の高島と言えば、2008年11月に故 Muの旦那と訪問した事を思い出します。
過去ブログ 近江 Mu&Jo 弥次喜多紀行
特に、鴨稲荷山古墳(高島歴史民俗資料館)を参照して下さい。
今回の弥生時代中期に既に中国北方の民族の銅剣に類似する銅剣を製造する文化文明が湖西の安曇川の近く、高島(鷹嶋)の地に華がひらいていた。九州だけが大陸の文化文明の受け入れ口ではなかった事を証明している。
此の地は、故Muの旦那も私も継体天皇の父や親族の縁の地であり、製鉄に関する技術が早くから芽生えた場所である事に注目していました。
弥生中期の頃から既に銅剣を製造する技術を持っていた事が今回の鋳型出土で判明した。この丹後半島、若狭湾から湖西、湖東の近江の地はヤマト王権が誕生する以前に文化文明が花開いていた。弥生時代の最大の米生産地域はこの近江だったのです。
参考 伊勢遺跡
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