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毎日暑い日が続く・・・

 数日前、高校時代からの友人から残暑見舞いのハガキが届いた。立秋を過ぎると残暑見舞いらしい。本当は私が残暑見舞いを出さねばならないのに、逆だった。

 彼を見舞いに大阪の病院に出かけたのは数カ月前だったと思う。高校時代の思い出の写真と二人で登った利尻富士の写真も確か見舞時に持参した。テントを担いで北海道を貧乏旅行したのだ。

 最近、浅茅原竹毘古(Muの旦那、木幡翁)の旦那が突然に鬼籍に入られたショックで世の中が面白くなくなってしまった。残暑見舞いの旧友も難病と闘っている。しかし、自分は判を押したように毎日の生活を変えず、朝4時に起床し鶴見川の河原で鳥や虫や生き物の写真を撮影している。49日が過ぎていないので、木幡の旦那は時折近くに来ておられるような錯覚を覚える時がある。

 まだ、うす暗い中、背丈を超える高さのセイタカアワタチソウを掻き分け、ズボンは夜露でビショビショになりながら撮影ポイントに向かっている。昔から、人は亡くなると、魂は鳥となって飛んで行くと考えられている。事実、5世紀頃の前方後円墳の周濠の島からは水鳥の埴輪が出土している。ヤマトタケルも魂は白鳥となり故郷を目指した。

 自分も何時、訪れるか判らない死を最近は特に感じるようになった。目の前の鶴見川の野鳥や虫や魚達の光景もどこかいとおしく思える今日この頃である。

 まさに、川の流れをみていると方丈記を思い出す。

毎日、当日撮影した鶴見川の野鳥の写真を掲載していますので、暇な人は覗いて下さい。

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