諏訪大社と諏訪の古代史(3) 下諏訪町立歴史民俗資料館
諏訪大社下社秋宮の位置は交通の要に位置しています、甲州街道と中山道が交わる場所なんですね。古来、多くの人々が行き交い交易が行われたと思います。江戸時代でも京都と江戸を行き来する人々、甲州街道を利用する人々が行き交い、宿場町として発展した。
下社秋宮の近くに、下諏訪町立歴史民俗資料館があり立ち寄りました。説明して下さった人が熱心な人で、御柱祭りでは大活躍をしておられる人のようでした。本当に諏訪を愛しているという事がよく判りました。
お舟祭り
下社では毎年8月1日に『お舟祭り』が開催されます、春宮から秋宮に御魂が移られる行事だと聞いています。大きな柴舟に翁と媼が乗りその舟を担ぐそうです。
この『お舟祭り』は上高地の明神池の穂高神社の奥社でも明神池に舟を浮かべ行われる行事でした。
安曇族は日本海の姫川から遡上し、現在の安曇野を開拓した。当時の神河内(上高地)の明神池に奥社を建設したと考えられます。御神体は奥穂高岳です。
下社のお舟祭りには安曇族の歴史が記憶されていると思います。先祖は舟に乗り列島を開拓して行く人々だった訳です。
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