テレビ全盛の時代は終わったのか
昨夜NHKでは民放の制作者達も集めテレビの課題や問題を語り合っていた。一般視聴者も参加し、アンケートに応えていた。私が育った時代はまさに街頭テレビで力道山のプロレス中継を観戦したり、大相撲をテレビで観戦するなどテレビの幕開けの時代とともに成長し、東京オリンピックや美智子妃殿下のパレードをカラーテレビで楽しんだ世代でした。
テレビ全盛時代を経験し私も齢66歳、私も従来のテレビもともに消えて行く運命なんでしょうか。確かもう何年も前にインターネットでパソコンを使用する時間がテレビを追い抜き、圧倒的に若者はテレビを観ない人種になってしまったと言われている。事実、我が家では息子は30歳を越えたがテレビはEテレの将棋の試合と出勤前のニュースを観るだけだ。
円形のちゃぶ台を家族で囲み、食事のあと家族皆でテレビを観る時代は遥か過去の習俗となってしまったようだ。視聴率40%とか50%という時代は終わってしまったのだろうか。むしろテレビでは沢山のお笑い芸人が雛壇に集まり騒いでいる。逆ではないだろうかと、不思議だ。
インターネットという怪物が従来の色んな世界を激変させたり、又、変革を進行中である。誰でもが発信出来て、且つ、双方向であるという素晴らしいメデイアでもあります。お陰さまで、私も鶴見川の河原の野鳥の生態を毎日、写真でお伝え出来ています。マスメデイアのテレビ局が毎日、鶴見川の野鳥の観察を放映しても多分、スポンサーはつかないと思います。インターネットは今まで出来なかった事が実現出来るだけだと思う。そういう意味でインターネットはメデイアの幅を拡げ、深さを深く掘り下げた。
テレビの素晴らしさはオリンピック中継やサッカー中継、等々のスポーツ中継ではないだろうか。日本中の人々が応援を送るスポーツ中継はまさにマスメデイアの独壇場だ。そして、私が好きなドキュメンタリーや映画は高画質の大画面で一方向が向いている。
テレビの視聴率が落ちているらしい、ドラマの視聴率は10%程度しか取れないという。これでは、スポンサーが今までと同じ広告料を払ってはくれない。だから、安い金で作るか本数を減らすだけだ。企業は宣伝効果が無ければ金を払わないので、番組が作れない事になる。企業はインターネットで宣伝が出来て効果が有ればそちらに金を払うのが当然である。
私の経験では、アメリカに住んでいた頃からアメリカのテレビは面白くなかったです。そんなに、各家庭でテレビを観る事はなかったと思います。多分、野球やバスケ、アメリカン フットボールというスポーツをテレビで観ていたと思います。
しかし、民放で私のような66歳が観る番組が殆ど存在しないのが残念です。思うに、制作現場が若者ばかりで構成され、年寄りのアイデイアがくみ取れないのかも知れない。
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