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インド紀行 その11 ジャィプール地区遺跡(4) 世界遺産ジャンタル・マンタル

 承前 インド紀行 その10 ジャィプール地区遺跡(3) シテイパレス

 シテイパレスの一角にムガール帝国のマハラジャに天文学者がいたそうだ。名前はジャイ・スィン2世といい、1728年~34年の期間に天文台を建設した。それが、ジャンタル・マンタル(Jantar Mantar)と呼び現在、世界遺産に指定されている。彼は、インドに5カ所に天文台を建設したそうだ。

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 高さ27㍍の日時計であり秒単位まで計測できるそうだ。名前はラグ・サムラート・ヤントラというそうです。日本でも古代には暦や時間は天皇の特権と考えられ、誰も侵す事は出来なかった。スルタンも同じように暦と時間を支配しようとしたんでしょうね。

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 階段は日時計の針になり北極星を向いている。写真で半円形の大理石の目盛に影ができていますが、この目盛を読む事で時間が判ります。

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 読み方は忘れましたが、ぴったりと私の時計と合致していました。凄い精度だと感心しました。日本では天智天皇の頃、飛鳥時代に水時計とか天文台が伝わり建設されたと思います。

 参考 世界遺産 ジャィプールの天文台(ジャンタル・マンタル)写真集

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 12星座を観測する設備も沢山ありました。設備毎に星座の名前がついていました。砂漠の民は星の観測を重要視したんでしょうね。

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