インド紀行 その10 ジャィプール地区遺跡(3) シテイパレス
承前 インド紀行 その9 ジャィプール地区遺跡(2) アンベール城
ムガール帝国時代にジャィプール地区の王、マハラジャはアンベール城を首都としていた、しかし、人口の増大と水不足から、1727年に遷都を行った。それが、現在の周囲10㌔を城壁で囲ったジャィプールの街である。建物や城壁全てがピンク色に彩色されており、ピンクシテイの異名をとる。
アンベール城が首都とされた時代に夏の離宮とされた『水の宮殿』です。湖に浮かぶ離宮は涼しそうです。グラナダでもそうでしたが、イスラムの王は夏の離宮を持つのが好きなようです。
シテイパレスの正門です、美しいイスラム建築です。現在は半分が博物館となり、半分は今でも昔の儘残されてマハラジャが住んでおられます。
巨大な銀製の壺が二個、メインホールに展示されていました。この巨大な銀の壺にガンジス河の水を満タンに入れ、英国との往復の旅をマハラジャはしました。1902年英国のエドワード2世の戴冠式にマハラジャは出席した時のエピソードです。航路、ガンジス河の水で沐浴をする為だそうです。
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