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インド紀行から無事帰還しました

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 世界一美しい建造物、『タージ・マハール』を観てきました。芸術作品とは狂心(たぶれごころ)がなければ出来ない、一切の妥協を許さない心で造られたものだ。そんな感想です。国家財政が破たんする程、金も人材もかけて出来たイスラム建築の粋ではないでしょうか。来て良かった、結局、この建造物を作った王は息子に幽閉されるのだが、その幽閉された城の窓からは、川の傍の『タージ・マハール』が水墨画の世界に浮かぶ真白き幻想的な姿を観る事が出来た。

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 この廟はムガール帝国第二代王の為に王妃が建造した『フマユーン廟』です。『タージ・マハール』のモデルとなった廟だと考えられています。こちらは、王妃が王の為に建造した廟で勿論、世界遺産に登録されています。

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 クトゥブ・ミナール(Qutub Minar)と呼ばれるイスラム寺院の塔です。1200年頃にヒンドゥー教の寺院を破壊して建造された世界遺産です。インドは資源が豊かな国、何度も遊牧民の異民族に支配されました。

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 今回はデリーと、ジャィプールと、アグラの三地点を巡る強行軍の5日間の旅でしたが、何と言ってもこの美しい『タージ・マハール』をこの目で観る事が出来たのが最高でした。

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 インドは想像以上の凄まじい世界でした、筆舌に尽くせない凄まじい世界が今も有るんですね、驚きの連続でしたが、人生につまずき、自殺したくなれば是非行く場所ではないかと言われるのも何処か判る気がしました。

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