« 日本の文化財保護に思う | Main | 北イタリア紀行 その10 ドロミテ山塊を眺めるホテル »

北イタリア紀行 その9 コルティナ・ダンベッツォ(1956年冬季五輪)

 承前 北イタリア紀行 その8 ドロミテ街道をゆく

20126_783

 私が10歳の時に冬季オリンピックがこのコルティナ・ダンベッツォで開催され、オーストリアのトニー・ザイラーが回転・大回転・滑降で金メダルを独占し、日本の猪谷千春が回転でアジアとしては初めて冬季オリンピックでメダル(銀メダル)を獲得した事で有名ですね。優雅に滑るオーストリアスキーはその後、スキーの主流となりました。

 ・映画 『白い恋人たち』動画

 ・トニー・ザイラーの優雅な滑り 動画

 ・白銀は招くよ 動画

 トニー・ザイラーは男前だし、歌に映画に活躍し男どもは皆彼に憧れ、スキーブームを作りました。懐かしいですね、スキーが出来ない男は男でないという按配だった。

 しかし、1968年のフランス、グルノーブル冬季オリンピック、映画『白い恋人たち』の時にはフランス人のジャン・クロード・キリーが三冠王になり、それ以降、フランススキー全盛の時代へと変化したのです。優雅な立ち上がり、沈み込みのオーストリアスキーから重心を後ろに落としスキーをフラットに平行に拡げた観た目に格好悪いスキーが全盛となりました。私が大学4年生の頃だったと記憶します。

 ワンゲルではフランススキーが実用的で、新雪の山を滑る時は昔からフランス流の滑りでしたが、ゲレンデではトニー・ザイラーを目指してオーストリースキーを目指した訳です。

 そんな、トニー・ザイラーと猪谷千春が活躍した記念すべきドロミテの山とスキーのメッカコルティナ・ダンベッツォの風景を写真集でお楽しみ下さい。

 マイフォト ドロミテ街道 コルティナ・ダンベッツォ 写真集

20126_784

 コルティナ・ダンベッツォのサンティ・フィリッポ・エジャコモ教区教会です。

|

« 日本の文化財保護に思う | Main | 北イタリア紀行 その10 ドロミテ山塊を眺めるホテル »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 日本の文化財保護に思う | Main | 北イタリア紀行 その10 ドロミテ山塊を眺めるホテル »