北イタリア紀行 その9 コルティナ・ダンベッツォ(1956年冬季五輪)
私が10歳の時に冬季オリンピックがこのコルティナ・ダンベッツォで開催され、オーストリアのトニー・ザイラーが回転・大回転・滑降で金メダルを独占し、日本の猪谷千春が回転でアジアとしては初めて冬季オリンピックでメダル(銀メダル)を獲得した事で有名ですね。優雅に滑るオーストリアスキーはその後、スキーの主流となりました。
・映画 『白い恋人たち』動画
トニー・ザイラーは男前だし、歌に映画に活躍し男どもは皆彼に憧れ、スキーブームを作りました。懐かしいですね、スキーが出来ない男は男でないという按配だった。
しかし、1968年のフランス、グルノーブル冬季オリンピック、映画『白い恋人たち』の時にはフランス人のジャン・クロード・キリーが三冠王になり、それ以降、フランススキー全盛の時代へと変化したのです。優雅な立ち上がり、沈み込みのオーストリアスキーから重心を後ろに落としスキーをフラットに平行に拡げた観た目に格好悪いスキーが全盛となりました。私が大学4年生の頃だったと記憶します。
ワンゲルではフランススキーが実用的で、新雪の山を滑る時は昔からフランス流の滑りでしたが、ゲレンデではトニー・ザイラーを目指してオーストリースキーを目指した訳です。
そんな、トニー・ザイラーと猪谷千春が活躍した記念すべきドロミテの山とスキーのメッカコルティナ・ダンベッツォの風景を写真集でお楽しみ下さい。
マイフォト ドロミテ街道 コルティナ・ダンベッツォ 写真集
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