インドのVISA取得で疲労困憊
今時、こんなにVISAを貰うのに苦労するのは初めてである。もう、インドに旅行をする気持ちが失せてしまった。インドの人に対して日本も同じような苦痛を与えているんだろうか、それに対する報復なんだろうか。就労ビザの取得という場合は困難で苦労する事もあるだろうが、単に観光するだけなのに何でこんなに苦労させられるのか、憤慨です。
申請時
ホームページを検索し申請用紙をダウンロードする。書き方については例もしめしてあり、簡単である。しかし、何で父親の名前が必要なのか理由が判らない。イスラム教徒と関係があるのだろうか。女性の場合、結婚前の名前も必要だし、父親の名前も必要である。
私は両面印刷する事は滅多に無いので、あやうく、申請用紙が二枚で持ってゆく事になりそうでした。家内の分も記入し、写真を用意し裏にサインをして申請センターに行こうと考えたが、申請センターのホームページでは住所は判るが、地図が無い。本当は何処かにあるのかも知れないが、私は見つける事が出来ない。グーグルで検索しやっと茗荷谷の駅からの地図に辿り着いた。この時に既に何処か不信感に襲われていた。
朝9時から申請受付だというので、9時過ぎ頃に到着すると6畳二間程度の小さな部屋は100名を超すような混雑である。受付はどうすれば良いか判らない、窓口で忙しそうにしてる人に訊くと、部屋の片隅にある受付番号発行の機械で引きぬくらしい。私は35番の番号でしたが、何故か100人程度人々が部屋には居られる。
窓口で番号や名前を呼んでいるが、聞こえない。しかも、全員がインド人なので、発音が日本人と異なり聞きとりにくい。結局、私が呼ばれたのは、12時を遥か過ぎた頃でした。やっと受付で書類を出すと、写真を貼っていないからカウンターに行き、糊で貼るように指示される。その間、又、受付順番が後ろになってしまった。ホームページでは張らずに、写真の裏にサインをしなさいと書いてあるではないか。と、文句もいう元気もなく、従うが、今度は一人分は2135円×2=4270円をその場できっちりお釣りがないように支払う必要があります。
私はあせったが、幸い、財布には希有だがその金額がきっちり存在したので、この場面はしのぐ事が出来た。くるのは数日後の午後5時から5時半の時間に来いと領収書に日にちと時間が記入された。
受領時
混むといけないと思い、夕方4時40分には現地に到着するが既に25名ていどが並んでいる。私も列に並び5時前には100㍍以上の人々が並んでいた。
結局、私がパスポートを受領出来たのは何時だと思います?3時間経過の7時40分頃でした。
私とあと何人居られたか判らないが、その時間には未だビザが到着していなかったのです、夜の7時過ぎにやっと到着したのです。
パスポートを渡す場合、名前を係のインド人が呼ぶので、発音がよく聞き取りにくい、これを混雑する中、耳を傾けて自分の名前を呼ばれるのを3時間もやらされたのです。
マイクも使わないから、後ろの人は聞きとりにくい、又、事前に数名の名前を呼んで置けば、次々と人々にパスポートを渡せるのに、そういう基本的な事も知らないのか、やらない。これは、サービス業ではない、お前達に、有り難いビザを発給してやっているので、有り難く静かに犬のように待てという感じだ。
こんな屈辱的なビザはもういらないと、憤慨して申請センターを後にした。観光で、自分の国に来てくれてお金を落としてくれる大事な客じゃないか、と、思うのは私だけだろうか。よく今迄こんなシステムを皆さん辛抱しているな~と、思いました。私は、インドの為にもこんな事態は即刻改善しないとインドに対する見方が偏見でみられると思います。
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- エゾライチョウとクマゲラを見る旅 総括編(2018.07.09)
- 2018年春の渡りの飛島 総括編(2018.07.09)
- 南ゴビ砂漠探鳥紀行(2018年6月15日~20日) 総括(2018.07.06)
- 2017年 春の渡りの飛島記録(2018.05.15)
- 豪州鳥見紀行 ケアンズ・エアーズロック・シドニー チエックリスト(2018.02.21)
Comments
Joさん
インドVISAの取得方法というか場所が変わったんですね。哲がインドの観光VISAを取得した時(7年前)は麹町だったかな?インド大使館でした。特に、大きなトラブルもなく申請と受け取りの2回で・・・しかも、いずれも午前中の短時間で済んだ記憶があります
インドの経済発展が注目されていますが、あちこちでアンバランスが起きているのでしょうか?観光VISAの取得にそんなに手間がかかるとは・・・訪れる前から疲れますね 現地ではもっと疲れと思いますがねっ
Posted by: 哲 | 2012.10.11 09:15 PM
お久しぶりです
インドビザ取得お疲れ様でした。
>>何で父親の名前が必要なのか理由が判らない。
インド人には苗字(姓)がないので、
父親の名前を姓代わりに使うそうです。
昔、ボクの部下に、ラジャゴパラン・シバラムというのがいましたが、
シバラムが名前で、ラジャゴパランが父親の名前でした。
インドはお腹を壊しやすいので、注意して言ってきて下さいね (^O^)/
Posted by: ガクチ | 2012.10.14 10:47 AM
てっちゃん
そういえば、貴殿は娘さんがインドに駐在されている時に御夫婦で訪問されましたね。
その当時は大使舘で申請・受領だったんでしょうね。最近は茗荷谷です。
さて、もう気分は最悪ですが、一度だけ訪問してみます。来月末にインドに行く予定です。
Posted by: jo | 2012.10.16 07:22 PM
ガクチさん
コメント有難う御座いました、本日、宇治から横浜に戻りました。
インドでは姓が存在しないのですか、初めて知りました。それでは、お釈迦さんもそうなんでしょうね。
インドは仏教の発祥の地、一度は訪問しないといけませんね。スリランカは訪問したのですが、本国は未だでした。
お腹が心配です、娘が以前インドで苦労した話をしていました。日本の薬では効かないという話も有りますね。
注意して生水やサラダや氷は絶対に口にしないようにして旅行をする積りです。何が起こるか面白いかも知れません。
Posted by: jo | 2012.10.16 07:28 PM