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聖徳太子御廟・叡福寺を参拝する

 Muの旦那の車で古市古墳群から南に針路を採り、日本の『王陵の谷』と呼ばれる一画、聖徳太子御廟・叡福寺を訪問出来ました。

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 参考 聖徳太子御廟・叡福寺参拝 写真

 二上山から延びた山麓の傾斜面が太子町のほぼ真中を東から西に向かって、幅広い谷地形を作っています。この谷は磯長谷(しながだに)と呼ばれ、河内飛鳥の中心である。

磯長谷の南の山の斜面には二百数十基からなる葉室一須賀古墳群が分布し、近鉄線、上ノ太子駅の北に広がる丘陵地帯には、観音塚古墳やオーコー塚古墳など著名な終末期古墳をはじめとする約五十基の古墳が現存する飛鳥千塚古墳群が存在する。

 ヤマト王権が奈良盆地に出現した頃から三輪山は太陽が昇る山、二上山は太陽が沈む山であり、二上山の山の西側は冥界の世界と考えられていた。磯長谷に多くの天皇の陵墓が建設されたのもこのような宇宙観が背景にあると考えられています。

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古市古墳群を歩く

 2012年7月28日(金曜日)京都のMuBlogのMuの旦那と古市古墳群、磯長陵、近つ飛鳥博物館、奈良ホテルとMu旦那の車で案内を受けた。今回は、古市古墳群の白鳥陵(古市前山古墳、軽里大塚古墳)及び応神天皇陵と考えられる誉田御廟山古墳(誉田山古墳)の御紹介です。

 マイフォト 古市古墳群探訪写真集

 朝8時に近鉄南大阪線古市駅で待ち合わせ、徒歩で白鳥陵に向かった。景行天皇の皇子であるヤマトタケルは伊勢の能褒野(のぼの)で亡くなります。

 参考 グーグルアース(能褒野神社)

「Nobonojinnjya.kmz」をダウンロード

 ヤマトタケルの魂は白鳥となり大和の琴引原に飛んで行きます。そして、最後は古市に飛び、埴生の丘から羽根を曳くが如くに飛び去ったという説話があります。(羽曳野の語源)

この大和の琴弾原は何処でしょうか、以前に記事を書きました。

 参考 葛城南部の遺跡を歩く

ロマンに満ちたヤマトタケル伝説は世界に誇る素晴らしい日本の叙事詩ではないでしょうか。ヤマトタケルと自分で言った名前では有りません、確か九州の熊襲や出雲のタケルを滅ぼした時に彼らから称賛の言葉として呼ばれたヤマトの勇者という一般名詞だったと思います。

 古市の白鳥陵は宮内庁が言っている名前で、考古学の世界では古市前山古墳、軽里大塚古墳と呼んでいます。出土土器や古墳の形状から6世紀の時代の古墳だと考えられており、ヤマトタケル時代からは乖離していますね。

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海人族と日本の基層文化 関連メモ

 中西進編集の角川選書『南方神話と古代の日本』は面白い本でした。特に、千田稔さんの『海人族と日本の基層文化』は何回も読み直しました。グーグルアースを検索し、関連場所を確認しながら読み進めるのが必要でした。

 千田稔さんは、以前、三輪山セミナーで講演をお聞きした事があり、その時も神武東征に関する地理に関し目からうろこの感動を受けた記憶があります。

 参考 第4回 三輪山セミナーイン東京 千田稔氏講演録「2007年8月」

 今回の話は記紀や風土記その他資料に残された神話を辿ると、長江流域に神話が辿りつくという話です。これ等の神話を伝えたのは薩摩半島の南部の海人族の人々であると述べる。阿多(吾田)隼人、阿曇族、宗像氏、和珥(和邇=ワニ)氏は本来、薩摩半島の南部に拠点を置く海人族であったと結論する。彼らは、長江下流域から航行し、海を生活の場とする民族であり、東シナ海から山東半島、朝鮮半島南部、九州と活躍していた民族であるとする。

 ・大山祇(オオヤマツミ)の神

 天孫降臨神話ではニニギノミコトが降臨し、オオヤマツミの娘のカムアタツヒメと結婚する話がある。この娘はアタという地名がまさに、薩摩半島の阿多(吾田)であろうと推測される。又、出雲神話でもオオヤマツミの子供である、アシナヅチが登場し、オオヤマツミの神が薩摩半島南部から日本海ルートで出雲に出現し、瀬戸内海ルートで大三島の大山祇神社を残し、又、黒潮に乗り三宅島・伊豆の三嶋大社を残している。

 沖縄の国頭郡にも安田(アタ)という地名があり今後の研究が待たれるとする。

 (今までのまとめ)

 ・大三島 大山祇神社

 ・摂津 三島鴨神社

 ・伊豆 三嶋大社と三宅島

 ・阿多(吾田)隼人の故郷

 ・伯耆の阿多郷

 ・吉野川流域の隼人の拠点

 ・沖縄の国頭郡の安田(あた)と薩摩の阿多(吾田)

 ニニギノミコトがオオヤマツミの神の娘と結婚し出来た子供が海幸=ホデリノミコト(火照命)でこれが隼人阿多君の祖となります。山幸=ホオリノミコト(火遠理命)は海の底にいる神であるトヨタマヒコの娘であるトヨタマヒメと結婚する事になる。このトヨタマヒコは阿曇氏の祖でありオオヤマツミと阿曇氏が結合することになる。

 阿曇氏の本拠は私も金印の出土地を訪問したが、福岡県粕屋郡の新宮町あたりと考えられているが、本来は薩摩半島南部の阿多(吾田)ではないかと千田氏は推測している。海幸・山幸神話は隼人だけの神話ではなく、阿曇氏も介在していたと考えられる。

 実は、宗像氏も吾田の片隅命の子孫であると、『新撰姓氏録』の「河内国 神別」に記録されているらしい。「右京 神別下」では、宗像の朝臣、大神(おおみわ)の朝臣の同祖であり、吾田の片隅命の子孫であると記録されている。

『先代旧事本紀』では阿太のカタスノミコトは和邇君の祖であると記録されており、和邇(和珥)氏も本拠が南薩摩半島の阿多であると言う。このワニという名前の由来は千田さんの推測では揚子江ワニではないかと述べている。古代の和邇氏は天皇家に続々と皇后を送り込む氏族でしたが、やはり、出自は長江下流域となります。

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関西から無事帰還しました

 関西は暑かったです、昨日、京都のMuBlogの旦那と早朝に古市で待ち合わせ、ヤマトタケルの伝承が残る白鳥陵、応神天皇陵墓、聖徳太子さんの陵墓とお参りをし、近つ飛鳥博物館を見学し、奈良市内に入り豪華ステーキを昼食で頂き、最後は奈良ホテルで喫茶を頂き解散となった。が、車外は40度と猛暑であった。

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 白鳥陵にてMuBlogの旦那を撮影、灼熱地獄の中よく歩きましたね。

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 近つ飛鳥博物館での大修羅の展示です、此れは古市で出土した本物の巨大な石棺を運んだ修羅(運搬ソリ)ですよ。ロープを繋ぎ沢山の人々がこのソリを引いて石棺を後円部の頂上まで運んだのです。

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2012年 赤とんぼ夏合宿 無事終了

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 2012年度、赤とんぼ夏合宿が恒例の白馬村、岩岳の『ちんぐるま』で7月20、21、22日開催されました。写真は白馬五竜の高山植物園を散策した時に標高1676㍍の地蔵ケルンで撮影したものです。生憎、ガスで覆われて白馬岳や唐松岳、五竜を観る事は出来ませんでしたが、高山植物園の美しい花は満喫出来ました。

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 珍しい白いコマクサですね。

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馴染のピンクのコマクサです、沢山ロックガーデンで咲いていました。

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 ニッコウキスゲは満開でした、この季節は高山植物を観察するには最高の季節だと思います。

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北海道から帰還しました

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 今回は積丹半島を巡る旅もしてきました。写真はカムイ(神威)岬の写真です。

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 カムイ岬からは海の彼方に狩場山(1520㍍)が海の上に浮かんでいました。

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 次回は余市にある、フゴッペ洞窟や西崎山環状列石をそして、小樽にある手宮洞窟、地鎮環状列石、忍路環状列石の遺跡を訪問したいと思います。特にロックアートにはノルウエーの北緯73度の位置にあるロックアートを見学して以来興味があります。

 参考 世界遺産 アルタのロックアート(岩絵)

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第15回 『G4の会』 木曽御嶽山登山記録

 承前 木曽御嶽山から無事帰還しました

 既に無事に信仰の山、木曽御嶽山から帰還した由、報告しましたが、今回は登山記録の報告です。主に、写真集として纏めてあります。

 『写真集』 第15回 『G4の会』木曽御嶽山登山記録写真集

 2012年7月8日(日曜日)朝5時に蓼科にて起床し6時前に出発、中央自動車道伊那I.Cを降り権兵衛トンネルを抜け、19号を南下し木曽福島を越え、元橋で出て、御嶽ブルーラインを走り鹿ノ瀬駅を目指す、2時間以上かかる遠距離でした。

  御嶽ロープウエイは朝8時半からしか営業していないので、丁度始発に間に合う時間に到着しました。剣ヶ峰往復コースを選択です、登り3時間半下り2時間半のコースですが、下りは時間がかかりそうです。

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 途中は残念ながらガスと小雨に遭遇し、快適な山登りとはなりませんでしたが、下りは時折ガスが晴れる事があり、山頂を眺める事ができました。

 下り、8合目の女人堂で名物の『うどん』を頂き、悪戦苦闘しましたが、何とか無事に午後4時半最終のロープウエイに間に合い下山となりました。厳しい登山でしたが、蓼科の古河さんの山荘で飲んだビールは最高でした。

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累計220万アクセスとなりました

 承前 累計210万アクセスとなりました(2012年4月28日)

 木曽御嶽山紀行をしてる間にJoBlogでは累計、220万アクセスを達成していました。皆様に感謝致します。

 累計アクセス数: 2203581 (2012年7月10日朝6時半)

 『過去4カ月間の人気記事(写真集含む)統計資料』

解析対象期間: 201241() 201278()

 アクセス数 124、758 訪問者数 35、873

 1.トップページ  4015件

 2.高句麗(コグリョ)文明 2915件

 3.済州島 城邑民俗村: トップページ 303件

 4.日本古来の信仰 『高庭』(禁足地) 252件

 5.済州島 城邑民俗村: 五味子茶(オミジャ) 234件

 6.スリランカ紀行(9) 世界遺産シギリアロック キャサパ王の夢 216件

 7.国立歴史民俗博物館: 弥生時代 土器 208件

 8.ベルギー・ビールと美味しい料理 銀座・Antworp Six 183件

 9.韓国紀行(5) 丹陽八景 180件

 10.橿考研 箸墓古墳・西殿塚古墳3D解析 179件

 11.オスロ バイキング博物館: トップページ 172件

  12.国立歴史民俗博物館: 縄文土器群 地域により異なる 171件

 12.三国志の聖地 武侯祠(ぶこうし): 二門から見る劉備殿 171件

 14.済州島 城邑民俗村: 五味子茶(オミジャ) 170件

 15.新茶の作り方 思い出 169件

 16.オスロ バイキング博物館: バイキング船 163件

 17.国立歴史民俗博物館: 弥生時代の祭り 161件

 18.オルセー美術館 (Musée d'Orsay): ドガ 青い踊り子たち 159件

 19.大英博物館: パルテノン神殿彩色時復元 157件

 20.蓼科山登山記録 151件

 21.オルセー美術館 (Musée d'Orsay): ルノワール ピアノを弾く少女たち 145件

 21.平武 報恩寺: 千手観音 145件

 23.済州島 城邑民俗村: 名物おばちゃんの解説 144件

 24.オルセー美術館 (Musée d'Orsay): モネ 睡蓮 139件

 25.日本の家族制度について 137件

 26.国立歴史民俗博物館: 古墳時代 埴輪 133件

 27.桜井市立埋蔵文化財センター: トップページ 130件

 28.国立歴史民俗博物館: 縄文土偶 129件

 29.チチェン・イツァー遺跡紀行 エルカスティージョ=ククルカン神殿(El Castillo)編 127件

 30.韓国紀行(2) 慶州古墳公園 126件

 以上のようなアクセスを頂いています。高句麗(コグリョ)文明が特別な記事でもないのに、アクセスが異常に多いのは何故でしょうか、中国と韓国の政治的な背景があるのかも知れません。アクセスの多くはデータベース的な記事や写真集が人気があるようです。

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木曽御嶽山から無事帰還しました

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 (写真は木曽御嶽山ロープウエイより眺める乗鞍岳)

 7月7日から9日にかけて恒例の第15回 『G4の会』温泉と山歩きを楽しむ会が蓼科を拠点に開催され、無事、木曽御嶽山 剣ヶ峰3067㍍を登り、帰還しました。

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 残念ながら頂上ではガスに覆われ、360度視界には恵まれませんでしたが、下山途中では時折視界が開ける事がありました。

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 剣ヶ峰頂上でのガスに覆われた記念写真です。

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北イタリア紀行から無事に帰国しました

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 承前 イタリア北部紀行 計画

 北イタリア紀行から無事に帰国しました。天気に恵まれましたが、残念ながらマッターホルンとモンブランは観る事が出来ませんでした。しかし、学生時代から憧れていたドロミテ街道を満喫できました、素晴らしい山と湖水の土地でした。

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 やはり、山は素晴らしいと再確認できました。

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 今回の旅はミラノからジェノバに向かいコロンブスの生誕の家を訪問したり、大航海時代に世界史的に大活躍したジェノバの役割を教えて貰いました。今年初めにポルトガル・スペイン紀行をしていましたので、ジェノバを加えてワンセットだった事を学び、無性に日本の戦国時代の信長と堺の商人の関係とスペイン・ジェノバの関係をヒントに小説でも書きたい気持ちになりました。

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 最近人気の世界遺産の街、チンクエ・テッレも観光出来ました、電車に乗り海岸に面した美しい街を巡る旅でした。

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 美しいアルプスのイタリア側を歩き、又、地中海に面した大航海の街、ジェノバやパルマも見学できました。

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