スペイン・ポルトガル3200㌔の旅(41) 世界遺産ポルト歴史地区(3)
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ポルトでの最後はサン・ベント(Sao Bento)駅の御紹介です。駅のコンコースの壁は全てアズレージョ(青いタイル)に描かれたポルトの歴史絵巻で囲まれた素晴らしい場所となっています。
ポルトガルの武勇名高いジョアン1世のポルト入城や即位の場面や息子のエンリケ航海王子がジブラルタルを渡りアフリカ北岸のイスラムのイベリア半島攻略拠点であったセウタを攻略した歴史絵巻など観る事が出来ます。
セウタは地中海の覇権を握る時に重要な場所だそうです、紀元前のフェニキア時代から重要視され、ローマ・ギリシャ時代も地中海航路の拠点として有名な場所であったようです。 エンリケ航海王子は1415年に攻略しイスラム勢力から奪還しイベリア半島をイスラムの脅威から脱却した事で知られています。
その後はスペイン王がポルトガル王を兼務する歴史となり現在はスペイン領土となっています。今でもアフリカ大陸にスペイン領土があるのはイスラムからの攻撃を恐れるからなのかも知れない。
マイフォト 世界遺産ポルト歴史地区 サン・ベント駅写真集
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