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雨に祟られたゴールデンウイークだった

 私は毎日がゴールデンウィークですが、働いている人々には楽しみのゴールデンウィークだったと思いますが、雨に祟られましたね。昨日は、久しぶりに朝から太陽が顔を出したので、専用バルコニーで布団を干した。連休中には色んな事故が起こり心を痛めています。

 『山の事故』

 馴染の白馬岳で北九州のお医者さん達、60代から70代の人々が吹雪に遭遇し尾根で亡くなっていた。爺でもベテランの60代の女性が亡くなり、今年、キリマンジャロに登頂されたとこだという話が新聞に記載されていた。涸沢でも老人が亡くなった。何故か皆さん60代以上の老人達ばかりだ。問題は白馬で亡くなったお医者さん達です、軽装だったと非難されています。手袋もしていない人がいたらしい。

 昔から、5月の連休で多くの登山者が山で遭難している。アルプスでは5月初旬は厳冬期から春を迎える不安定な時期で山が安定していないので荒れる事でも有名だ。6月末になれば、アルプスも安定すると思うが難しい時期にゴールデンウイークが存在している。

今回、アメリカの国立公園を訪問していて思うのは事故を未然に防ぐ為の仕組みでアメリカから学ぶ所もあるように思います。アメリカの国立公園では入場料が10ドル程度払い、その金でレンジャーを確保している。彼らは尊敬され、且つ、逮捕権限も与えられており山の警察とも考えられる。

 日本の風土はアメリカよりも欧州の風土に似ており、誰でもが無料で自然を享受できる権限を持つという思想ではないだろうか。だから、日本ではアメリカの制度は難しいと思うが、問題は自然を自由に享受出来る権利には義務も同時に存在する事を忘れてはいけない。山を汚したり、草木を持ちかえるとか、自然を守る義務を忘れた人々を廻りの人々が諭したり、肩代わりする必要が生まれている。

 今回の社会的にも尊敬される立場の老人6名(医者4名+獣医1名+自営業)の人々は何故遭難したのかを検証しないといけないと思います。吹雪は何故予測できなかったのか、何故軽装で春山の後立山連峰を縦走しようとしたのか、何故、誰もチェック出来なかったのか・・・・。何故、彼らに縦走を断念させる事が出来なかったのか。悔いが残ります。

 山も海も自然は何時も人間が油断すると牙をむく事を忘れてはいけないと思った。又、最近は日本の山に韓国や中国の観光客が来ています、将来は大事な観光資源ではないでしょうか。生まれ育った環境も教育も異なる人々が押し寄せれば、問題が起こると思いますので、益々、アメリカのような逮捕権限を持つレンジャーが日本でも必要ではないだろうか。富山県警や長野県警ではレンジャー部隊が存在するが、もっと受益者負担の国立公園守備隊を考えています。

 『体操三兄弟』

 団子三兄弟ではなく、体操田中三兄弟が昨日話題になった。体操のオリンピック代表を決める試合が行われ、お兄ちゃんと真中の女の子、そして弟と三兄弟がオリンピック代表に選出された。お父さんがインタビューで本当に嬉しそうだったのが、印象的でした。

やはり、努力だけでなく血統も有るんではないかと思わせる快挙だと思います。是非、三兄弟でオリンピック本番でも頑張って欲しいと思います。

 『その後のツバメ』

 アメリカから帰国し、ツバメの巣をチェックしたが、もぬけの殻だったり、昨日の朝はツバメの姿は無く、午後には巣にいるツバメを発見した。どうも未だ卵を産んでいないのかも知れない。

 『捻挫する』

 アメリカから帰国した二日後から左足の親指の根元が大きく腫れ、急激な痛みが走り捻挫だと考え今日まで湿布を続けている。未だ、痛くて正常には歩く事も出来ない日々が続いている。まだ、痛みが継続するようでは医者でレントゲンをとろうと思います。特別に捻挫した記憶もなく、突然に襲った足指根元の痛みと大きな腫れでこの一週間は大変でした。

 『来月はドロミテ』

 早く足を治さないと、来月中旬からイタリア北部のドロミテ地方を訪問する事が出来ません。イタリア北部のアルプスは学生時代から行きたい場所でした。早く治さないと・・・・。

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