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アメリカ大自然 グランドサークル紀行(1) 全行程計画

 承前 アメリカ大自然 グランドサークル紀行 感動帰国

 グランドサークル(The Grand Circle)とはラスベガスの東に位置する人造湖である、パウエル湖を中心に半径230キロの円を描くとその中に10の国立公園、16の国定公園、19の国立モニュメントや州立公園が存在する。これを、グランドサークルと呼ばれるそうです。

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 ラスベガスを基点とし、ルート15を北上しセントジョージで9号線に乗り変えザイオン国立公園を目指します。260㌔約2時間の行程となります。ザイオン(Zion)とはイスラエルの聖峰シオンの丘を意味します。ダ・ヴィンチ・コードでもシオン修道会という名前が登場しましたね。さて、593平方キロもある国立公園で、長さ24㌔深さ800㍍のザイオン渓谷が有名です、ノース・フォーク・ヴァージン川により浸食された美しい渓谷です。

 今回はブライス・キャニオンには立ち寄る余裕が無く、パスして人造湖であるパウエル湖に向かいます。パウエル湖を見学後、ページにあるアンテロープキャニオンを観光し、湖を見下ろす場所で宿泊です。アンテロープキャニオンは大きな岩の裂け目を水が浸食し美しい幻想的な縞模様を見せる見事な景色で有名です。

 翌日は約200㌔走行しナバホ族の聖地、モニュメント・バレーに向かいます。あの、ジョン・フォード監督が愛した撮影現場です。『駅馬車』を始め、多くの西部劇の撮影場所に撰ばれ、その後も沢山の映画の撮影現場となっています。

 そして、又、200㌔程度走りグランドキャニオンを夕方に見学し、サウスリムのロッジで宿泊します。グランドキャニオンの朝日が昇る風景を見学する為にグランドキャニオンで宿泊します。地元ガイドさんの話では、朝日が昇るのを観賞するのは日本人だけだそうです。世界中を探しても、朝日を拝む為に早朝から起きる人々は日本人を除いて皆無だという。本当でしょうかね、エジプトやマヤや長江流域でも太陽信仰ですから、そんな事はないと思います。

 翌日は朝日が昇るグランドキャニオンを見学し、ルート64を南下し、ルート40号を西に向かい途中、ルート66の面影が残るセリグマンに立ち寄ります。此処はルート66を愛する人々が必ず立ち寄る場所だそうです。多分、私の先輩である鵜飼直哉さんも66歳の時に,大学時代の仲間達とシカゴからサンタモニカかまで4500㌔走行し、その時に立ち寄られたと思います。詳しくは彼が出版した本を参照下さい。

 そして、キングマン経由でラスベガスに戻るグランドサークルの全行程となります。出来れば、もう一日あればブライス・キャニオンにも立ち寄れる行程となります。

ラスベガスで2泊、パウエル湖で1泊、グランドキャニオンで1泊、合計4泊の旅で、あとは成田からロス経由でラスベガス空港へのシャトル飛行機を使用しました。

 ラスベガスでは初日も最後の日も昔懐かしい、『サーカス サーカス』という子供達が大好きなホテルに宿泊でした。30年前とは随分と変わりましたが、アメリカ最後の夜、懐かしいので各ホテルのイベントショーを楽しみながら散策しました。やはり、世界のショーの中心はラスベガスでしょうね。けた外れだと思います。

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