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アメリカ大自然 グランドサークル紀行 感動帰国

 2012年4月22日から27日までの期間、ラスベガスを基点とするグランドサークルの紀行を楽しんで来ました。感動の旅が続きました。今年は66歳になります、記念にお世話になったアメリカの思い出に『ルート66』をレンタカーで一部でも走ろうと以前から企画していました。しかし、自分で運転する自信も無く今回はグランドサークルの旅の一部に組み込まれた、『ルート66』を楽しめました。

 今は地図上から消された、『母なるロード』と呼ばれる『ルート66』はシカゴから4000㌔一本の道が西海岸のロスのサンタモニカ終点まで続く道でした。昔は舗装もされていなかったこの道が現在のアメリカの大繁栄を築いた道だったのですね。古き良きアメリカ、西部開拓の健全な精神が満ち溢れていた頃のアメリカを知る歴史の道だと思います。

 1㌔近くも延々と貨物列車を連ねたサンタフェ鉄道は『ルート66』の風景ではないでしょうか。そんな風景と、大峡谷に巨大なダムを建設し砂漠に24時間眠る事の無い大歓楽街ラスベガスを築いたアメリカ。日本で言えば大温泉街、老若男女が全国から押し寄せる街を砂漠の真中に築いたアメリカ。

 グランドサークルのけた外れの大自然は世界に例を観ないスケールの大きな自然ではないでしょうか。グランドキャニオンは地球の20億年の歴史をその崖に観る事が出来る貴重な場所だそうです。峡谷の幅が16キロもあり、谷の深さは1500㍍はあるでしょうか、大地は極地のような寒い気候でも谷間は熱帯でガラガラヘビやタランチュラが生息し、コロラド川の激流が渦巻いています。

 西部劇で育った団塊の世代にはモニュメントバレーは聖地ではないでしょうか、一度は現場を観ない事には死ねないと思います。ジョンフォード監督が愛したモニュメントバレーとナバホ族の原住民との強い絆を現地で体験して来ました。最近でも『未知との遭遇』や『バック・ト・ザ・フューチャ』でも撮影場所として使用され、今回の訪問中でも映画の撮影がされていました。ハリウッドを知るにはこの砂漠の荒野『モニュメントバレー』が必須なんですね。

 あれこれ、古くて新しいアメリカの数々の断面を体験した貴重な旅となりました、是非、後日、紀行写真集を掲載したいと思います、御期待下さい。

 幾枚かの写真をご紹介します。

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 ザイオン国立公園『エメラルド プール』にて撮影です。岩山から落下する滝の下から撮影しました。

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 同じくザイオン国立公園でのトレッキング風景です。リスやトカゲや沢山の鳥と出会えました。

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 ザイオン国立公園のトレッキング風景です、空と山と緑のコントラストが素晴らしい。

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 コロラド川の始まりは此処です、パウエル湖はダムが建設されコロラド川の水を堰き止め、下流のフーバーダム建設を可能にした巨大なダムとコロラド峡谷に架かる橋です。

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 此処はアンテロープキャニオンの渓谷です。年に3度程度水が流れてきてこの岩の裂け目を流れ岩肌を削り見事な模様を作り上げています。

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 ジョン・フォード監督が愛したモニュメントバレーでの思い出の写真となりました。

Youtubeで『駅馬車』を見つけました。 『駅馬車』その1

『駅馬車』その2

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 ジョン・フォード監督の作品のようでしょう?(笑)何故か心を打たれる場面ですが、砂塵が凄まじく目や鼻に細かい砂が入りシャツの色まで赤茶色になりました。こんな場所でよく監督も役者も撮影を続けたと思います。アメリカ人は本当に元来『ワイルド』な人間達である事を再認識しました。

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 グランドキャニオンの地球の裂け目の光景です。此処に20億年の地球の歴史を断層面から観察する事が出来る貴重な場所だそうだ。幅16キロもあり谷の深さは1500㍍もあります。谷底を今も浸食するコロラド川が流れている。

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 グランドキャニオンに朝日が昇る瞬間です、朝5時過ぎから気温2度の場所で待ちました。

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 柵も何もないグランドキャニオンの崖からの光景です、対岸まで16キロも有ります。眼下にラバを連れたトレッキング楽しめるルートが見えますね。一度は谷底まで歩いてみたいですね。

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 記念の『ルート66』の帽子を被り、来るべき66歳を祝う軽薄老人の私でした。

 Youtube  『ルート66』

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