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スペイン・ポルトガル3200㌔の旅(8) カタルーニャの古都タラゴナ

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 カタルーニャの古都、バルセロナの西100㌔の地中海に面する港湾都市です。ローマ時代に栄えその当時の遺跡が世界遺産に登録されています。前回紹介の水道橋もその一部です。5世紀には西ゴート王国の領域に組み込まれ更に発展したが、8世紀にイスラムのウマイヤ朝が侵攻時に多くの遺跡が破壊されたそうだ。

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 しかし、流石に『地中海のバルコニー』と呼ばれるだけに眺めが素晴らしい。夏の季節は沢山の人々が集まるのではないでしょうか。

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 日時計がありました、現在午後3時過ぎですが合っているようですよ。

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 ローマ時代の円形劇場が今も残っています。巨大な施設です。

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 舞台の地下室も眺める事ができますね、猛獣を入れておく部屋とか剣闘士が控えていた部屋があったのでしょうね。昔は円形劇場で今はサッカースタジアムと時代は変わりましたね。

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 城壁の跡ですね、ローマ時代の砦の塔が聳えています。

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 円形劇場の上の方には浴場が存在したんでしょうね、水場の跡があります。

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 スペインでは不思議とその儘では食べる事が出来ないみかんが街路樹として植えてあります。マーマレードにして食べれば食べれるそうですが、誰も食べません。何故なんでしょうか、此れから行くバレンシアもグラナダもミハスもコルドバも何処でも街路樹は、みかんでした。

 私の推論ですが、バレンシアはオレンジの本場です、日本も輸入している本場ですね。しかし、みかんは日本でも垂仁天皇の時代から『常世の果実』と考えれた特別なものです。田道間(たじま)守が済州島まで橘の実を取りに行きますが、帰国すると間に合わず垂仁天皇は崩御していたという説話が記紀にありますね。

 世界中で『みかん』については、特別な宗教的な呪術的なパワーを感じていたのではないでしょうか。

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 さあ、あと264㌔バスで走ればバレンシアに到着です。夜も更けるでしょうな。

 参考 橘(たちばな)について過去記事

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