スペイン・ポルトガル3200㌔の旅(7) カタルーニャを西進する
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今回はバルセロナから地中海に沿って西進しローマ遺跡で有名で世界遺産に指定されているタラゴナまでの道の御紹介です。途中、カザルスの故郷であるエル・ベンドレルの南を通過し約100㌔程度を走ります。スペインの地中海側は古くギリシャ・ローマ時代から植民地として開発された場所であり、今でも欧州の人々は保養地として、休暇には訪れる場所となっています。
このような美しい海岸がバルセロナの近くからスペインの西の端まで連続しています。
このようなヨットハーバーがあり、1カ月近く法律で取らねばならないバケーションをドイツ人やフランス人、英国人その他EUの人々は家族連れでやって来ます。物価が安いので暮らし易いそうです。
昼食にパエリアを食べましたが、オリーブオイルが多量に使用されており、私の身体には適合しませんでした。
そうそう、ご覧のような光景がレストランでは見られます。油が滴るので傘をひっくり返したようなもので受けています。何処かのサービスエリアのお店で1本の値段を訊くと5千円程度で買えるようでした、本当に安いですよね。(今はユーロが滅茶安いです)
タラゴナの近くに世界遺産に指定されたローマ水道橋がありました。『Pont del Diable』とありましたので、悪魔の橋という意味になります。ローマ時代ですから2世紀頃に建造された高さ26㍍の巨大な水道橋となります。タラゴナの水道橋と呼べばいいと思います。
さて、次はカタルーニャでは古代に最も栄えた都であるタラゴナの御紹介です。ローマ帝国時代はタラコ(Tarraco)と呼ばれ地中海地域では港を持ち大いに栄えた中心地だったそうです。その後、5世紀に西ゴートに征服され、8世紀にはイスラムの侵攻を受け12世紀までイスラムの支配下にあったそうです。ですから、8世紀にカタルーニャの首都はバルセロナに移動したんですね。
タラゴナに到着です、次回はタラゴナの御紹介となります。
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