メキシコから帰還しました(その1)
昨夜、メキシコから無事に帰還しました。メキシコシテイ3泊、オアハカ3泊の旅となりました。丁度、メキシコでは一番のお祭で賑やかな『死者の日』でしたので、楽しい雰囲気を満喫して来ました。
世界的に有名な奇跡の聖母『グアダルーペの聖母』と2万人以上が参拝出来るメキシコシテイの『グアダルーペ教会』です。
この奇跡の話は別途、紀行記で記録したいと思いますが、カトリック教会が承認している奇跡の聖母出現潭の一つだそうです。メキシコでは聖母が受け入れられているんですね。(聖母は龍舌蘭の葉から出来た紙に描かれいる)
メキシコシテイ北東50㌔に位置する有名なテオティワカン遺跡の『月のピラミッド』です。紀元前2世紀から紀元後6世紀まで存在した遺跡です。
階段を登りました、この遺跡では一番重要なピラミッドです。
『月の神殿』から南の方角に一直線の朱雀大路のような道路が延び、両側に神殿が沢山立ち並んでいます。この『月の神殿』が一番大事な神殿である事が判ります。
左前方に一番巨大な神殿である『太陽のピラミッド』が聳えています。
『太陽のピラミッド』です。これも登りました。最近はパワースポットとして頂上は賑わっていました。
メキシコ国立人類学博物館の第7室のメヒカ(アステカ)に展示されている神殿で心臓を取り出す儀式が行われた石で、真中に生贄の心臓を入れます。周りは生贄の民族狩り『花の戦争』のレリーフが彫られていました。
有名なアステカの暦、『太陽の石』と呼ばれるアステカ人の世界観を示した石板です。中央に太陽のの神が舌を出し生贄の血が欲しいと叫んでいます。周りは365日の太陽暦と260日の祭式暦の二つが示され、東洋の干支と同じような考えで二つの歯車をかみ合わせ暦を形成します。東洋では60歳が還暦になります。
首を切り落とされた大地の女神像 コアトリクエ像です。
後に切り落とされた首がついています。大地の女神は創造の神です、切り落とされた首から血が噴き出しその血しぶきから生命が生まれます。日本の神話にも通じる話です。
黒曜石で作った壺ですが、三代かけて磨かれ作られたとされる超貴重な壺だそうです。
2年前にユカタン半島のチチェン・イッツァ遺跡を訪問した時に本物のチャックモール像はメキシコシテイの博物館だと聞いていたものです。
パレンケの『碑文の神殿』から発掘されたパカル王の翡翠の仮面です。翡翠の大珠のまるで八尺瓊勾玉のような姫川で採取された翡翠の頸飾りを連想させます。
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