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明日から谷川岳

 この夏に、高血圧の病気が判明し、2カ月間の禁酒を行い、1カ月の北海道での夏を過ごし、毎日2時間のウオークを継続し、体重の減量と血圧降下の努力を行った。薬のお陰もあるが、体重は75キロで安定し、血圧も130程度で安定した。

 という訳で、明日からなんとかロープウエイを使用し谷川岳を登る事は可能だと判断した。勿論、身体に変調がでれば即、下山する予定です。問題は天候で、晴れではあるが北風が強く山の上では1~2°程度のようです。

  谷川岳の天気予報

風速15㍍程度が吹いているようです。標高は3千㍍近いので心配です。朝7時8分の東京駅発、上越新幹線『とき305』に乗り、上毛高原駅を目指します。バスで1時間乗れば谷川岳ロープウエイ乗り場の近くに到着出来る。

 朝10時頃には稜線から縦走が可能であると思います、往復6時間程度でしょうか。何とかロープウエイの時間内に帰還したい。

 『図書館が素晴らしい』

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 大倉山の精神文化研究所の図書館が素晴らしい。私が読みたい本がぎっしりと揃っている。2週間単位で4冊借りて自宅で読んでいます。

 リュックに4冊の本を入れ、ペットボトルを入れ、望遠レンズ付きの一眼レフカメラ、携帯電話、デジカメ、財布、タオル、が最低必要な荷物である。これで、大倉山を登ると結構トレーニングになります。

 最近は伊勢神宮や姫川の翡翠の長者ヶ原遺跡やフォッサマグナ博物館やパークを訪問し、この図書館で資料検索では大変お世話になりました。神社関係の図書だけでも半端ではない、膨大な蔵書を抱えている図書館です。歴史や考古学関連の図書も満足出来る蔵書です。

 

 『謎だらけの古代史』

 今回の伊勢神宮の参拝後に謎に取りつかれ、何冊かの伊勢神宮に関する本を読んだが、皇祖神がアマテラスさんとタカミムスビさんのお二人が存在する事が今も気になっている。垂直神、天から降下する神、高い木に降臨される神、遊牧民の神、これがタカミムスビ皇祖神のイメージで、太陽神、稲作と関係が深い神、沢山の神々が存在する世界、南方系、長江下流域のイメージが強い巫女的な神であるアマテラス。

 元来、列島に稲作が伝播して来た時に成立したのがアマテラス的な神ではなかっただろうか。日本各地で、アマテラス的な太陽神を信奉する水田稲作の人々が存在した。その後、朝鮮半島から遊牧民の信仰を持つ人々が半島から日本列島に渡ってきた。その理由は歴史上何回か考えられる、漢王朝が楽浪郡・帯方郡を建設した頃、そして、漢王朝が滅びかけた頃、扶余族が朝鮮半島に南下をはじめた頃、等々が考えられる。

 姫川の翡翠の件では高志(越)のヌナカワヒメが出雲と提携した時に多分、翡翠のネックレスを献上したと思う、それが出雲の神宝となった。しかし、国譲りで出雲の神宝はヤマト王権に剥奪されたと思う。それが、ひょっとすると八坂瓊勾玉ではないだろうか。

もうひとつの、八 咫鏡(やたのかがみ)は森浩一さんの話では伊都国の平原遺跡で出土した大形の鏡、内行花文鏡と同じようなものではないかと指摘されているのが気になっています。注: 参考 銅鏡について(2010年1月記事)

 ひょっとすると、ヤマト王権が九州を制圧する以前に九州を治めていた豪族の鏡だった可能性も有るかも知れない。

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