師岡熊野神社と貝塚遺跡
私の散歩道のシリーズです。子供達の七五三詣でをした師岡熊野神社と天然記念物に指定されている神社の社叢林、そして神社の裏山(権現山)の山頂に存在する縄文時代前期~中期の貝塚遺跡の御紹介です。
師岡(もろおか)と読みますが昔は諸岡と表記していたようです。そうそう、師岡、昔は諸岡ですが奈良県明日香村の石神遺跡から『諸岡五十戸』という木簡が出土した事がありました。飛鳥時代には既にこの師岡の地は遠方のヤマトの王権により管理されていたんですね。
過去記事(2006年1月29日) 『諸岡五十戸 木簡出土』記事
詳細はマイフォト(写真集)で記録しましたのでそちらを参照して下さい。
マイフォト 師岡熊野神社・貝塚と天然記念物社叢林 写真集
熊野神社と言えば全国に約3000社程あるそうです、総本社は勿論熊野の熊野大社です。勿論、速玉大社・那智大社も含めて三山と呼ばれています。祭神はイザナミさんです。彼女は熊野で亡くなり、旦那のイザナキ(ギ)さんは淡路島で亡くなっておられます。
この師岡熊野神社は9世紀後半に建造されたそうです、意外と明日香村出土の木簡が示すように歴史がある場所のようです。
『の』の池ですが、少し汚れていますね。正月の有名な神事である筒粥神事ではこの水を使用して粥を焚くそうですが、大丈夫でしょうか。千年近く継続してる神事だそうです。これは、占いで筒の中にどれくらいの米が入るかで豊作を占うそうです。
参考過去記事(2008年11月) 熊野古道 中辺路紀行(2)熊野大社
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