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ベトナム縦断1800キロの旅(2) バッチャン焼きの里

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Photo

 ハノイから車で30分程度、東南方向に走ると紅河の中洲に陶器の里、バッチャン(Bat Trang)村があります。15世紀から17世紀のかけて最も陶器で栄えた村です。中国の明朝への貢物の官製工場として発展した村であり、同時に貿易津としても栄えました。日本では桃山時代から安南焼きとして有名ですが、特に、ホアハム(青い花模様の染付)と紅安南(赤・黄・緑)が特に好まれました。

 場所: グーグルアース Bat Trang

「bat_trang.kmz」をダウンロード

17世紀末には中国も清朝となり鎖国も解け、中国の高品質な陶磁器が海外に輸出が始まり衰退が始まったという。勿論日本の江戸幕府の鎖国も影響している。

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20116vieatnum_044 若い陶工達が働いていました。

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 焼き物のタイルで創作されたバッチャン村の風景です。牛の荷車で粘土を運んでいますね、なごやかな風景です。

 マイフォト バッチャン焼きの里 写真集

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 バッチャンの特徴のホアハム(青い花の染付)の壺が庭に並んで素晴らしい風景を創り出しています。

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 バッチャン村は写真のように紅河の中洲として存在しています。河の水面が上昇すると水没する危険に常に晒されているのです。大雨の時はタクシーでは行けずにボートでしかバッチャン村には行けないそうだ。

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 お店ですが、家内は4年前に妹と二人でこの街を堪能したそうです。私は陶磁器には興味が無いので退屈でした。

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