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スリランカ紀行(17) ポロンナルワ歴史地区 ヒンドゥー教寺院

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 13世紀の頃、王妃は南インドから嫁いでくるケースが有ったそうです。政略結婚でしょうか。南インドではスリランカと異なり、ヒンドゥー教を王妃は信じている。だから、スリランカの王は王妃の為にヒンドゥー教の寺院を建立したという。その一つが、この寺院である。

 『シヴァ・デェーワーラヤ』(Siva Devala No1)

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20115surilanka_501  入口には多分妖艶なアプサラの像が建っていたと思います。像は破壊されて足の部分が残っているだけです。

 14世紀には南インドの侵攻を受け破壊され、都のポロンナルワは遺棄された。

 しかし、奥さんの為に信仰の異なる寺院を建ててあげるとは、優しいスリランカの王様だと思いませんか。仏教は懐が広いのでしょうか。

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 でました、リンガです。御本尊ですね。

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20115surilanka_503  遺跡の石には保存の識別番号が記入されています。持ち逃げする盗掘者が跡を断たないそうです。

スリランカの遺跡の保護もユネスコの協力だけではまだまだ、破壊を免れないのが実情なのでしょうか。

 遺跡は広大であり、監視の目が行き届かなく、政府の力だけでは如何ともしがたいのかも知れない。

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