スリランカ紀行(10) シギリアロック 麓の宮殿
承前 スリランカ紀行(9) 世界遺産シギリアロック キャサパ(カッサパ)王の夢
キャサパ王はシギリアロックを内裏とすれば、その岩山の麓にも宮殿を建造した。元来スリランカでは朱雀大路は太陽の登る東に向かい建造されるが、彼は逆に西に向かい宮殿を作り朱雀大路を西に伸ばした。あたかも、インドに亡命した弟の方向を向いているようである。そして、麓の宮殿には数々の『水の庭』と呼ばれる施設を建造した。
尚、中国では『天子は南面する』という考えで朱雀大路は南に向かい建造される。日本でも同じである。中国では方位磁石も指南車と呼び、常に南を指すように出来ている。
沐浴場などのプールは外濠と地下の導管で接続され水の供給を得ている。又、岩山からの導管により落差を利用した噴水が沢山存在したといいます。
これがキャサパ王の都の朱雀大路であります。この都は弟の亡命したインド南部を向いて(西を向いて)建造されたと考えます。
シギリアロックの近くなりました。
黒檀(こくたん)の木です。熱帯性常緑広葉樹であり材質は緻密で重く堅いので有名で超高価な家具の材料として有名ですね。こんな高木だとは知りませんでした。
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