スリランカ紀行(4) スリーマハー菩提樹 釈迦が悟りを開いた菩提樹の子孫
承前 スリランカ紀行(3) イスルムニア寺院(精舎)続編 浅草寺に舎利を送る
聖なる菩提樹が存在する場所を訪問します。紀元前249年にお釈迦さまが悟りを開いた場所、即ちブッダガヤの菩提樹の小枝をスリランカに持ち込み、植えた菩提樹が今も残っています。持ち込んだのはアショカ王の息子マヒンダの妹サンガミッタでした。
細い枝で横に伸びてる菩提樹の樹が聖なる菩提樹です。大事につっかえ棒で支えられています。本当に大事な菩提樹であり、厳重に軍が警備をしています。
この事実はスリランカの歴史書『マハーパンサ』に記述されているそうです。
樹齢2千年とは思えない細い幹ですが、大事に信仰で守られて来たのでしょう、小高い塚の上に生えており、お堂もあります。信者達が花を携えてお参りに来ています。
まさに、仏教の聖地ではないでしょうか。お釈迦さんが生きていた頃から命を繋げた菩提樹がまさに、御神体のようです。釈迦の教えを生きて伝えている菩提樹なのだ。
大きな写真は聖なる菩提樹のお堂の窓でした、左の小さな写真はイスルムニア寺院(精舎)の窓です。
この連子窓(格子窓)はまさに、アンコールワットでも観た窓と同じでしたね。
アンコールワットやタイの仏教文化のルーツはスリランカにある事が判ります。
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