マチュピチュ・ナスカ紀行(33) ペルー紀行を終え
今回の旅はトルコ大紀行以来のシンドイ旅で、60歳代で済ませる旅である。70歳代になれば、かなり厳しい旅になると思います。日本の地球の裏側に旅をする訳ですから、飛行機に20時間~30時間程度乗らねば辿り着かない。しかし、苦労する価値のある旅でした。
ナスカ地上絵観光記念で貰ったカードです。私は地上絵も面白かったが、操縦席のモニター画面が二個あり、興味深くパイロットの操作を観察していた。一応、ラジコン飛行機の操縦とどう違うか観察でした。勿論、ラジコン飛行機だと宙返りやロールや背面飛行とか行うが、セスナでそれをやると機体が壊れるか墜落するんでしょうね。戦闘機なら別ですが。
久しぶりのロスの空港です。此処で行きも帰りも乗り換えでしたから、長時間滞在した。空港の外ではタバコを吸う人々がいます、私もつい数カ月前まではヘビースモーカーだったのだ。今はタバコを断った、京都のMuBlogの旦那もタバコをやめて1年以上になる。米国駐在中もその後も何回、このロスの空の汚れた空港とサンフランシスコを往復した事か。懐かしく、思いだされます。
リマからナスカに向かうペルーの海岸地帯です。殆どが鳥取砂丘のような砂漠地帯ですが、時折、リゾート地として開発されているようです。
実はカリフォルニアもメキシコから奪った時はペルーの海岸のような砂漠地帯でした。それを、アメリカ人はシェラネバダ山脈からの地下水を利用しスプリンクラーを廻し、水を撒き緑の大地に人工的に人が住める場所にした州なのだ。サンフランシスコだって、サンノゼだって人の手が加わらないと1年~2年で砂漠地帯に戻る筈です。
ペルーの海岸地帯を片道8時間半もバスでリマ・ナスカ間を往復した時に、窓の外の砂漠の風景を眺めながらカリフォルニアと比較しながら、如何にアメリカ人は頑張って建国したか、尊敬に値する事をしたのだと思う。しかし、あくまで人間がメンテナンスしなければ、直ぐに元に戻る危うさも裏腹である。
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