スりランカ紀行(2) 世界遺産 最古の都アヌラダプーラ イスルムニア寺院(精舎)
さて、スリランカの世界遺産を巡る旅に出ます。先ずはスリランカの京都と呼ばれる古都であり、最初の王朝が開かれたアヌラダプーラを訪問します。日本からスリランカ航空直行便で到着する空港はコロンボの少し北にあるネゴンボ(Neganbo)にあり、空港近くのホテルに宿泊しました。Taji Airport Gardenというインド系のホテルですが素晴らしいホテルでした。
翌朝にはスリランカの北の内陸部に位置する古都、アヌラダプーラまで210キロ、3時間30分程度かけてバスで向かいました。(スリランカには未だ高速道路無し、時間がかかる)
グーグルアース アヌラダプーラ地域
『イスルムニア寺院』
イスルムニア寺院(精舎)はRock Templeと呼ばれるように岩山を削り建造された石窟寺院であります。
スリランカに王朝を初めて築いたのは北インドから侵攻してきた民族であり、紀元前5世紀の頃だという。その王の名前は『ビジャヤ王』というそうです。そして、紀元前3世紀に『デーバナンヒア・ティッサ王』がインドから招聘した高僧『マヒンダ長老』と僧侶たちの為にこの寺院を建造たという。
スリランカとかタイ、インド等々の寺院では帽子を脱ぎ、靴は脱がないと入れません。靴下ははいたままで大丈夫です。裸足では、石が焼けたように熱いので、靴下ははいていた方が安全です。本堂の入口には釈迦を守るガードストーンが左右に構えています。階段の所には半月の形をしたムーンストーンが置かれています。見事な彫刻が施されています。
寺院の古い形式とは岩山を削り作るのが本来のかたちだったのかも知れない。
僧たちは岩穴で暮らしており、昼間は巨木の菩提樹の木の下で瞑想していた可能性が高いと思います。
後に、世界第2位の巨大な石窟寺院であるダンブッラの石窟寺院も御紹介します。
アンコールワットでもそうですが、沐浴場が必ずありますね。身体を清めたと思います。
岩には彫刻がされていました。
本当に灼熱の32度を超える暑さには倒れる程です、此処は北海道より少し狭く、九州よりでかいスリランカの島の真中の北部という内陸部ですから、乾燥してやたら熱い。
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