スリランカ紀行(1) 仏陀悟りを開いて2600年記念
スリランカでは今年は仏陀が悟りを開いて2600年という事で国中が盛り上がっており、特に私が訪問した5月の満月の日は特別な、ウェサック・ポーヤ(Versak Full Moon Poya)というお祭でした。どうやら、小乗仏教の世界、即ちスリランカ、アンコールワットのある国、タイ、などの南まわりで仏教が伝わった国々では共通の仏教徒の祭りだそうです。
子供達も一緒にお寺に行進している風景です。村を挙げての行事のようですね。
大乗仏教と異なり、小乗仏教は戒律に厳しさがあると聞いています。人々の生活の中に根ずいた仏教だと感じています。カンボジアやアユタヤ、スコータイ、の仏教の聖地を歩いて来ましたが、仏教が人々の生活に強く入り込んでいる印象を受けています。
今年は仏歴2555年ですから、釈迦が悟りを開いて45年後に入滅された訳ですね。そういえば、戦争前の日本では紀元2600年記念とか言ってました、これは神武天皇が橿原の宮に即位された日本書紀の記録を根拠としています。キリスト教歴では2011年となります。
スリランカでは2600年記念で至る所でこの旗を見かけます。仏旗ですね。1885年にセイロンのコロンボ会議にて仏教徒の旗としてデザインされ、1950年にスリランカで開催された世界仏教徒会議で正式に『国際仏旗』として承認されたそうです。
本来はこの写真のように幡ですが、子供達が掲げて行進してる旗のようなデザインもあります。色は五色ですね、青・黄・赤・白・橙で構成されています。日本では1954に永平寺で開催された日本仏教徒会議で承認されたそうです。
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