福島原発1号機メルトダウン
福島原発1号機がメルトダウンしているという事が発表された。最悪の状態という事ですね。圧力容器内の燃料棒が融け、底に溜まり、複数の穴を開けてしまっていたという。1万トン注入した水の3千トンの行方が判らないという。最悪の事態です。今まで、高濃度放射能が海に放出されていた可能性が高い。
水棺計画もこれでは、駄目、途方に暮れているのが現状ではないだろうか。もう、全体をコンクリートの水槽にするしかない。底はどのような工法でコンクリートでシールドするのか。海底トンネルを掘る掘削機を持ち込み、原発の地下にトンネルを掘りコンクリートを流し込むか水冷の循環パイプを張り巡らすか、とにかく、原子炉を冷やす事と汚染水を拡散させない処置をとらないといけない。
『お茶の被害』
南足柄市に続き、小田原市と愛川、真鶴、湯河原町、清川村で採取された生茶葉からも、国の暫定規制値(1キログラムあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された。新茶の季節が直撃されている。新たに判明した5市町村にも茶葉の出荷自粛が要請された。
この問題は重大だと思います、300キロ以上離れた小田原市でお茶の葉が被爆しているのだ。新芽に何故セシウムが蓄積されたのか、土壌が既に汚染されてしまったのか、調査は慎重に早急にしないと、来年も再来年も大丈夫かどうか、不安です。
今回の、メルトダウンの状況や300キロ離れた場所での新茶の生葉の放射性セシウム含有の問題で本当に、福島原発を日本の総力を挙げて封じ込める事を最優先でやらねばこの国の先はないような気がする。世界中から、相手にされない国になるのではないだろうか。
日本の技術力と人々の知恵を集め、ともかく福島原発を封じ込める事をやりましょう。
20キロ圏内の土壌汚染の除去について、『ひまわり』の作戦が検討されているようですが、何か、宮崎駿さんの『風の谷のナウシカ』の風景を観るような気分ですね。核戦争の後始末を植物にやって貰うというシナリオでした。
中部電力浜岡原発も稼働停止が決まり、運転を停止したようだ。急な総理の決断のようですが、多分、東海地震と被災時の影響の大きさを考えての事でしょうね。(米軍横須賀基地 第7艦隊からの厳しい要請があったという噂がありますね)
とにかく、福島原発を一刻も早く封じ込める作戦を考え、実行し、そして将来の日本のエネルギー戦略をどうするか、仕切り直しである。
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