« マチュピチュ・ナスカ紀行(18) インカの首都クスコ編 サクサイワマン遺跡 | Main | マチュピチュ・ナスカ紀行(19) ペルー街歩き »

朝ドラ『おひさま』のある青春のシーン

 今度の朝ドラは舞台が信州・安曇野であり美しい山々とアルプスの清らかな伏流水の画面が清らかで清々しい。

 私も大学生のワンゲルの時代から年に何回も松本を基点に活動していました。松本の駅に行くと関西のワンゲルの仲間と出会うような日々を送っていた。卒業後はラジコンクラブの『赤とんぼ』の年に3回の岩岳の山小屋での合宿に参加し、かれこれ35年以上も白馬村に世話になっています。

 『おひさま』で陽子ちゃんが友人二人と兄の通う旧制松本高校を訪問する場面がありました。とても懐かしく感じて感動していました。その理由は、私が高校生の時代に大好きで読んでいたのが、北杜夫の『どくとるマンボウ青春記』だったからです。

 当時の大学受験を控えていた頃の私にとり、北杜夫さんの旧制松本高校時代の生活は憧れの的でした。寮の2階からオシッコはするし、ハチャメチャな生活が描かれていた。自分も大学に行けばあのような面白いハチャメチャな生活が出来るんだと、夢に描いていた時代が思い出されました。

 丁度、映画『ダウンタウン・ヒーローズ』のようなバンカラな世界に憧れていたんですね。そもそも、女子学生を寮に入れるなんて、あり得ない話だと思いますが、テレビでは放映していました。先ず、臭くて女性は当時の旧制高校の寮には入れないと思います。

 テレビドラマでは若尾文子さんの語りが落ち着いて、美しい信州の風景と重なり日本画の世界を作り上げています。主人公の行動を観ていると、何故か、明治生まれの母を思い出します、多分、私の母も明治生まれですが、山形ではオテンバだったのではないかと思い、ダブらせて観ていました。

 私が高校生の時代、北杜夫と遠藤周作が大好きで読みふけっていました。二人とも、いたずらが大好きで、ひょうきんな人生模様を描いており私は理想の人間のように思っていました。

|

« マチュピチュ・ナスカ紀行(18) インカの首都クスコ編 サクサイワマン遺跡 | Main | マチュピチュ・ナスカ紀行(19) ペルー街歩き »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« マチュピチュ・ナスカ紀行(18) インカの首都クスコ編 サクサイワマン遺跡 | Main | マチュピチュ・ナスカ紀行(19) ペルー街歩き »