近況あれこれ
昔の記事に最近、急にアクセスがあると思ったら、テレビで島田紳助さん、という人が宮古島から今度、沖縄の無人島であるナガンヌ島で何か新しいプロジェクトを始めるという事で、私の2005年7月7日の記事が検索対象となったようです。けど、殆ど参考にならない記事だと思います。
この頃は息子が琉球大学に在学していた頃で、毎年、交響楽団の演奏会を聴く為に出駆けていました。息子のお陰で、今まで詳しく知らなかった沖縄という地域の歴史を学ぶ事が出来ました。
ともかく、サンゴで出来た無人島『ナガンヌ』は暑くて暑くて、日中は沖縄の人でも外には出ないという事を実感した島でした。こんな、日陰が無いところに住むのは危険だと思います。それと、サンゴ礁の島ですから、如何に汚さず、護り抜くか大事なんでしょうね。
話は変わりますが、来月末にスリランカに行く事が決まりました。
『スリランカ(セイロン島)』
この島国はインドの南の端の東側にある大きな島です。子供の頃はセイロン島としてイギリスの植民地で紅茶の交易で有名な場所でした。今は、独立し民主社会主義共和国として自立している。
実はこの国に興味が昔からあるのは、実は大野晋(すすむ)さんの日本語の起源はインド南東部にあるタミル語がきげんであるという仮説を読んで以来である。彼は、パプアニューギニアの言葉と日本語との研究からも、その共通性に着目されていた。スリランカは紀源前2世紀頃からタミル人が入植し、今でもタミル人とタミル語が公用語として使用されている国なのです。
参考 日本語の起源 記事
遥か紀元前の昔に、インドの先住民族はアーリア人の侵入を受け東へ南へと追いやられた。僅かにインド南東部に僅か残り、スリランカに移動し、東南アジアへと船をこぎ出し黒潮に乗り日本列島にも彼らは辿り着いたというロマン溢れる仮説なのです。
最近、『司馬遼太郎対談集 この国のはじまりについて』(文芸春秋)を読んでいるが、大野晋さんとの対談は実に面白い、モンゴル語と関西弁に詳しい司馬さんと、東京下町生まれの大野さんの対談は面白いです。
さて、この国には世界遺産が6個もあるんです、驚きですね。一番有名なのは5世紀の頃に活躍した王でシーギリアロックの上に宮殿を築いたカッサパ1世ではなでしょうか。一度はこの垂直の岩山の壁に描かれたエロチックな女神像と岩山の上に登ってみたいと思っていました。
15世紀には中国は明王朝の鄭和が艦隊を率いて押し寄せ、朝貢国にした歴史も面白いです、実に東アジアと関係が深い場所でもあるのです。
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