« マチュピチュ・ナスカ紀行(8) ナスカ土器(イカのホテルにて) | Main | マチュピチュ・ナスカ紀行(10) ナスカの織物そのⅡ(Majoroホテルにて) »

マチュピチュ・ナスカ紀行(9) ナスカの織物そのⅠ(Majoroホテルにて)

 承前 マチュピチュ・ナスカ紀行(8) ナスカ土器(イカのホテルにて)

 前回はナスカの土器文化について触れましたが、今回は織物に描かれた世界を観てみましょう。ナスカで宿泊したホテル 『Majoro』の食堂の壁に飾られていたナスカの織物を紹介します。

20114peru_615

 最初は太陽の神と思いましたが、良く見ると海の世界ではないでしょうか。空には鳥が飛び海の生き物に取り囲まれているような気がします。

20114peru_646

20114peru_647  まさに、海で魚を釣っています。テルテル坊主みたいなひょうきんな海の生物は何でしょうか、エイかも知れませんね。最初は鵜飼いと思いました。空には鳥山のように鳥が飛び漁の様子を描いており、ナスカの人々が海で生活する面をもっていた事を示しています。

彼らは海から豊かなアンデスの水を求めナスカの台地から渓谷に進出して来たのではないだろうか。

20114peru_645

20114peru_644

  ナスカの地上絵に描かれたクモが3匹織られています。3という数字はマチュピチュのインカの時代には重要な数字であったようです。ナスカの時代から3匹のクモは奇瑞の数字であった可能性がありますね。

しかし、デフォルメされた黒いクモは何でしょうか。

20114peru_648

 此れはキープと呼ばれる結縄(けつじょう)文字です。古代のナスカの人々は事件や数字を記憶する為に縄の色、結び目の位置、結びの数、等々を組合せあたかも文字の如く記録した資料だそうだ。これが、沖縄や日本の古代の『ワラ算』、ワラを使用した文字に代わる伝達手段に似ているという事が注目されています。

 縄の発明は航海をするには必須の事であった事を思い出しましたね。ナスカと我々の祖先との関係が興味深いです。

20114peru_649

 頭に中南米古代文明の共通のナイフの形をした冠を被る人物が一人置きに並び、青い身体をした人々と仲良く交互に並び縄を持っています。下の絵は幾何学模様ですが波を表現しているように思われます。

 皆さん、縄を持って海に向かい何をしようとしてるんでしょうか。此れだけでは、何か判りません。もう少し、織物の描かれた世界を観て行きましょう。

|

« マチュピチュ・ナスカ紀行(8) ナスカ土器(イカのホテルにて) | Main | マチュピチュ・ナスカ紀行(10) ナスカの織物そのⅡ(Majoroホテルにて) »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« マチュピチュ・ナスカ紀行(8) ナスカ土器(イカのホテルにて) | Main | マチュピチュ・ナスカ紀行(10) ナスカの織物そのⅡ(Majoroホテルにて) »