マチュピチュ・ナスカ紀行(8) ナスカ土器(イカのホテルにて)
ナスカから車で2時間半リマに向かい北上すると、イカというリゾートビーチで有名なそして、ワイン生産で有名な大きな街があります。リマから小型の飛行機で40分程度の場所でもあり、小さな飛行場があります。今はナスカにも小さな飛行場が出来ましたが、昔はイカから軽飛行機に乗り20分程度でナスカの地上絵を見学できました。勿論今でも、可能です。
この場所に、有名な 『Las Dunas』というホテルがあり、日本人客にも馴染です。このホテルにナスカの土器が展示されていましたので、掲載します。本格的にはイカで考古学博物館に行かれるのがベストでしょうね。私のツアーでは時間が無く、カットでした。(涙)
双注口土器と呼ばれるナスカの土器です。舌を出したアーモンドアイの人面、身体はヒズメを持つ動物のような格好の神でしょうか。と思いましたが、違いますね、人間の姿した神の舌から色んな生物を生み出している絵なのかも知れない。
舌を出す構図はマヤやアステカ、オアハカの文化でも観られる構図だと思います。
可愛いいハチドリでしょうか、身近なナスカの人には身近な鳥が愛くるしく描かれている。
これ、大笑いですね、人面口縁壺でパンパンのお腹を抱えています、見事なユーモアのある土器です。
何とユーモラスな皿でしょうか、ネコでしょうかそれとも違う動物でしょうか、愛情を感じます。
アメリカ先住民の衣装のようで、メキシコ・中米の民族の風俗との共通性を感じます。仮面を被ったようで、シシ鼻なのが面白いです。
木製のトーテムポールのようで、上部に顔が彫られています。Y字形のもので、これとそっくりなものが日本の弥生・古墳時代の遺物として出土したり、土器に描かれています。それは、船に立てられているもので、最初に出土した遺跡名から石見形立てものと呼ばれています。(森浩一さんたちが発掘)
日本でも、このY字形した遺物が何なのか未だ定説が無いのが現状ですので、ナスカの研究と合わせて、新しい成果が生まれると面白いと思いました。
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