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マチュピチュ・ナスカ紀行(15) インカの首都クスコ編 (続)サント・ドミンゴ教会

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 インカの『コリカンチャ』(太陽の神殿)の続編です。

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 神殿の部屋の入口は安定した台形で壁面も内側に少し傾いて建造されている。

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 生贄を捧げる台がある神殿です。動物が捧げられたと思います。アステカでは人間の心臓を捧げる事がありましたが、インカでは動物だと聞いています。

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20114peru_098  曲面のある石垣の構造を説明するガイドのAlexさんです。未だに石の加工方法は完全に判っていないが、石で石を叩きぴたりと接合するようになるまで加工したそうです。石積については、世界最高峰の技術が使われているという。エジプトのピラミッド技術、日本の城の石垣のアノウ衆、皆さん集まり歴史的なシンポジウムが時代を越えて行われると面白い。

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 太陽の神殿から庭を見下ろしたところです。

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 クスコの街が一望出来ます。インカの時代に最後の王となったアタワルバもこの景色を観ていたのでしょうね。

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 これはレプリカではありますが、本来は金で出来ていました。インカ人の世界観を表した絵だそうです。彼らは世界を三つに分けて考えていた、空の世界を支配する神はコンドル、地上の世界を支配する神はピューマであり、地下の世界を支配するのは蛇だそうだ。

 この考えは、日本の『記紀神話』と何処か似ています、天の世界を支配するアマテラス、地上の芦原中津国を支配するにおはアマテラス(天孫)の子孫たち、地下の世界は根の国、出雲のスサノオとその子孫となります。

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 隙間の無い石組は何か宗教的な意味を感じますね。こんな小さな隙間も小さな石を加工して隙間を埋めます、これはまさに、空白の恐怖ではないだろうか。

イスラムのモスクの幾何学模様も隙間なく埋められる、同じように、空白は恐怖の源なのかも知れない。

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 しかし、メキシコでもそうだがスペインは本当にひどいことをしたもんですね。

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