マチュピチュ・ナスカ紀行(2) ナスカ地上絵編 飛行機から眺める
承前 マチュピチュ・ナスカ紀行(1) ナスカ地上絵編 ナスカへの憧れ
さて、軽飛行機に乗り空からナスカ台地に刻まれた地上絵を眺めましょう。
飛行場から飛び立ったところです、遥かアンデスの山々から流れ出る水の恵みを受けるオアシスがあります。2006年に東京の国立博物館で『ナスカ展』が開催されました。
ナスカの人々は紀元前2世紀の頃から8世紀の頃までナスカの地で豊かな農耕生活をしていたと考えられているそうです。彼らは、海岸で漁業もしていたが、アンデス山脈からの豊かな河川を求め内陸に入り、ナスカの地で灌漑農業をして暮らしていた。
その彼らが何故、一筆書きの線画を描いたのか、今も謎の儘で有ります。幾つもの放射状の線や滑走路のような線刻画、そして幾何学模様や動物を描いている。
最初に出会うのは『くじら』と呼ばれる線刻画です。これは本当にクジラでしょうかね。
これは、シャチではないかと考えられているそうです。『ナスカ展』(国立博物館)の説明ではナスカの人々は海の神としてシャチを崇めていたと説明されていました。
すると、これ等のクジラ・シャチの絵が意味する世界は、海の神様の世界という事になります。
これは、滑走路のように見えますね。宇宙人の飛行場だったのでしょうか。それとも、冬至や夏至の時の太陽の沈む方向だったのでしょうか。確認してみましょう。
グーグルアース ナスカ空港
クジラの東にある滑走路のような模様は明らかに真北を目指して伸びている。クジラの西や北にある滑走路の模様は西南方向を向いていると思われますね。マリア・ライへさんはナスカの多くの放射状の線刻や滑走路のような模様は暦・天体と関係があると主張しました。それは、今でも一部の線刻は夏至や冬至の太陽の沈む方向をしめしていると認められている。しかし、あまりにも線刻画は多いのでこの説も今は支持する人が少ないそうです。
宇宙人です、山の斜面に描かれており巨大です、長さ35メータはあると思います。フクロウ人間とも呼ばれているが謎です。最近、山形大学の坂井正人さんの研究グループが新発見した顔はこの宇宙人に似ています。
目がまんまるで顔が丸く、似てませんか。誰なんでしょうか、山の斜面からナスカ台地の線刻画を見下ろすような格好である事が気になりますね。きっと偉い、神様かも知れませんね。
私はフクロウ土偶や遮光器土偶に似てると思いました。
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