朝ドラ 『てっぱん』は面白かった
朝ドラで毎回観たのはこの数年では宍道湖の娘と京都の舞子さんの双子のドラマ以来でした。私は22才まで関西で育ったので、関西のNHKが作るドラマの方が面白いのかも知れない。
『てっぱん』は考えてみると、若い娘がお好み焼き屋をやるだけの、庶民的な話です。
しかし、何故か毎回観たくなる何かが有りました。それは何だったのか、未だに判らんです。
このドラマが始まった時に、最初に妙な変なダンスをする画像が流れ、NHKらしく無いと思いました。音楽は私の息子が大好きな葉加瀬太郎さんでした。ダンスはお好み焼きをイメージした創作ダンスだそうだ。これが、大阪のイメージにうまく合っていました。
私は、今回のドラマでは音楽とナレータの中村玉緒がうまくドラマの世界をふんわりと包み、富司純子ばあさんが大阪らしくない品のある世界を崩していない。むしろ、川中美幸が大阪の下町の世界をうまく演じていた。竜雷太や赤井英和も渋い、特に画家役の神戸浩さんは素晴らしい、山田洋次さんが多用される訳が判る。子役の民男君役も上手だ、無理が無い。
下宿が、私が学生時代に経験したような雰囲気です。勿論コインランドリーなんかは無い世界でしたが、そういえば、洗濯はどうしていたんだろうか。私は神戸の春日野道の下町で1カ月しか下宿生活は経験していないが、先輩の下宿にはよく出かけた。暗い板張りの廊下に向かい合い部屋が幾つかある世界。
何かあると、皆が集まる社会というのが懐かしく思えるのかも知れない。今は、核家族だけど、昔は大家族だったし、庶民のせかいでは近所や知り合いの人々で支え合う世界だった。そんな、ノスタルジックな世界を描いたのかも知れない。そこが、何とも懐かしく、魅かれる所なのかも知れん。
ところで、本当のお父さんの話はどうなったんだろうか、気になるんですがね。
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