津波の惨劇に目を覆う
M9.0という地震のエネルギーだったようだ。今日から我が家も一日6時間の停電生活が始まる。朝9時20分から午後1時まで、そして、夕方6時20分から夜の10時までだ。朝の通勤電車も本数が減らされたり、運休になったりで現役の皆さんは大変だ。
訂正:最新の情報では私の町は第3グループに属し、12時20分から16時までの間に3時間停電するそうです。ホンマ、昨夜の通報は何なんだ。(怒)
何で公共運輸機関とか病院とか信号とか公共のインフラまで停電させるんでしょうか。自宅で停電するのは我慢できるが、公共のものは何とか優先して電気を供給してやって欲しい。
朝9時20分からの停電に備えて、トイレ用の水の確保とか洗濯を家内が着々と進めている。しかし、夜はローソクですね、夕方6時20分から10時まで、インターネットも出来ないし、固定電話は光なので、使用不可、テレビも観れない、敬虔なキリスト教徒の生活を送らねばならない。
幸い、我が家にはアメリカ時代からのローソクが多量に存在するので、大丈夫である。出来れば、ランタンがあれば良さそうですね。ガスがあるので、料理は可能、オール電化の人は残念ですね。石油ストーブもあるので、暖房も可能である。
『津波の被害に思う』
海岸で住まなければならない人々にとり、津波はどうしょうもない。1万人行方不明という町が2カ所出て来ました。一瞬に町全体が津波に呑みこまれたのだ。20年に1度という間隔で津波の被害がでるようであれば、根本的な町のグランドデザインが必要ではないだろうか。
海面上、20メータ以上の高台に計画的に町を作るとか、100メータ間隔で4階以上の鉄筋の建物を建設し、津波の時の逃げ場とするとか、今後も長く津波と共存して生きて行く為に、最新の技術で解決策はなものだろうか。
韓国を訪問してると、ソウルには有事の核攻撃に備えたシェルターが公共財として至る所に存在する。アメリカロッキー山脈の東の平原では竜巻が日常茶飯事に起こるので、各家庭では必ず竜巻シェルターを用意している。地下に逃げる部屋を作っている。
津波シェルターとでも言うべき村落設計は出来ないものだろうか。今回の津波で被害を受けた村落では今まで、綿密な津波対策や避難訓練をされてきたのに、予想を越えた津波だという。
千年に一度の津波だった可能性を述べている専門家もいる。平安時代だったようですね。しかし、これからは地球温暖化が進み海面上昇が進むと考えられています。縄文海進のような海面上昇が起こり、貝塚がある海岸線まで後退する可能性もある。殆どの東京エリアは海面下となる。
未来の100年を考えた都市設計は先ずは町や村落の単位から、どんな安全で平和な町・村落を作るかを考えないといけないような気がしました。
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