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戦後最大の危機か

 安全保障上、今は戦後最大の危機に直面している可能性があるのではないだろうか。福島第1原発2号機では午前6時過ぎに爆発音があり、サプレッションプールが損傷している可能性が高いと言う。放射線も毎時8200シーベルト/時間まで上昇し、注水作業に関わらない職員は一時的に、全て原発の外に避難を始めたそうだ。(8時51分におけるasahi.com情報による)

 2号機は昨夜11時頃から燃料棒が露出した儘で長い時間経過したようですから、メルトダウンが起こっている可能性が高いのではないだろうか。この数日間の東電の福島原子力発電所に関する報告は多くの政府関係者を含め、国民は不満を抱いている。

 現場では必死で作業している人々がいるんでしょうが、大本営発表のような本当に現場の危機が判って発表しているか不信感が拭えない。そういえば、柏崎刈羽原子力発電所の事故の時もそんな危惧を抱いた記憶を思い出した。

 昨日の3号基の水素爆発の映像は凄まじいものだった。救助した人間が被爆してるという事で、原発事故の災害から逃れる為に、米軍の第7艦隊は北方向に逃げたそうではないですか。最悪のシナリオは一切誰も言わない、それが、現状の福島原発の報道ではないでしょうか。

 1号機から始まり、3号機、そして2号機と同じ失敗を三回も繰り返した。そして、先ほど、米軍に原子炉冷却化の援助依頼を行ったという。万策尽きたのか、そして、米軍が冷却の為のポンプを基地で調達し、2号機に運ぶそうだ。情けない話だ。日本が誇る原子力の科学力はたかが、ポンプさえも調達できないのか。

 親方日の丸のような会社の体質が遂に、露呈したのかも知れない。

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