第9回 4Gの会 高尾山・陣馬山を歩く 高尾山を下る篇
承前 第9回 4Gの会 高尾山・陣馬山を歩く 高尾山を登る篇
残雪残る高尾山を歩いて登りました。下りは、雪が多いので危険と判断し高尾山薬王院を参拝してケーブルカーで下山する事にしました。
真言宗智山派の三大本山の一つで正式には高尾山薬王院有喜寺と呼ばれており、川崎大師平間寺、成田山新勝寺とともに繁栄しています。(商売が上手)
御本尊は長野県の飯縄山発祥の飯縄大権現という神仏習合の神さんで、写真の大天狗(団扇を持つ)や小天狗(カラス天狗)の姿で現れる。山岳宗教の芽生えで、古くは飛鳥時代の葛城の『役小角(えんの おづぬ)』の系統である山岳宗教ではないでしょうか。
これが、くちばしを持ち剣を振りかざす小天狗(カラス天狗)です。武田信玄も上杉謙信も神仏習合の山岳宗教を崇拝しました。謙信は特に不動明王を崇拝し、自分は化身であると信じたようです。
どうも、インドのヒンドゥー教のシバ神ではないかと考える説もあるようです。戦いの神でもあります。しかし、天狗の背中には翼があり、キリスト教のエンジェルの影響もあるように思えますね。
むしろ、カラス天狗はガルーダにそっくりだと思いました。人頭有翼牡牛像は中東のアッシリアの宮殿を守る神としていますね。起源が何処なのか、判らないですが、少なくとも世界規模の神話が背景にあるのではないだろうか。
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