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久しぶりの夜の顧問会議

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 久しぶりの『夜の顧問会議』メンバーが新橋の『魚喰呑人樂』で宴会でした。皆さん、相変わらず元気です。ゴルフをするメンバーでは次回のゴルフ会の日程を決め、そのうち、皆で中国に行こうという話で盛り上がった。

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 この本は一見、爺さんが電車の中で読んでると『怪しい爺さん』と間違われそうですね。これがれっきとした、真面目な中国人を知る貴重な本なのだ。

 著者はペンネームが百元籠羊(ひゃくげん かごひつじ)君というもうすぐ30歳の好青年である。彼は、一時一緒に仕事をした仲間ですが、親の仕事の関係で中学時代から北京の現地の中学、現地の高校と進学しそして、超難関の『精華大学』に入学し卒業したエリート君である。

 当時は反日の教育が徹底していた頃で随分と彼は北京で苦労した筈である。特に高校時代は厳しかったと想像する。しかし、彼は持って生まれた陽気な気性で乗り切ったのでしょう。

 彼は学生時代から『オタク』で日本の漫画やアニメ、ゲームに夢中であり、精華大学時代も『オタク研究会』に属し800人程度の『オタク』仲間と過ごした。今でも、日本でその手の会合があると、中国から仲間が日本に集結するそうだ。北京大学にも同数程度の『オタク研究会』が存在するそうで、今や中国の次世代を背負うエリート軍団は『オタク』文化で侵されているそうだ。

 真面目に今後の日中関係を考える人はこの本を読む事をお勧めします。本の表紙とは全く異なる現実の中国人のエリート達の心の中に入る事が出来そうですよ。

 参考までに 百元籠羊君のブログ

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