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エジプト ムバラク長期政権崩壊する

 遂にエジプトのムバラク政権が崩壊した。30年に渡る長期政権でありアメリカが背後で支えて来た政権であった。これから、どうなるのか世界中が注目している。1年前に私はカイロにいました、まさかこのような政変が起こるとは思いもよりませんでしたね。

 観光客が零となれば、エジプト経済はどうなるんでしょうか。革命が起こる時は目先の利益よりももっと大事な事があるんですね。しかし、アメリカはこれで困りましたね。イスラエルは全くアラブに囲まれてしまいました。長い歴史の中でこの事件はどう位置づけられるのでしょうね。どうも、アメリカが育てた味方の南ベトナムやフィリピン、自民党、イラク、アフガニスタン、どれもこれも成功したんでしょうか。

 アメリカが育てた政権で猛烈な腐敗しなかった政権は自民党と韓国だけですね。何処に問題があるんでしょうかね。

 北方領域でもきな臭い話が持ち上がっている。ロシアの狙いは何なんだろうか、今更何で北方領域に進出してくるのか、理解に苦しむ。中国を始めアジアの経済発展の仲間に参入したいのだろうか。それなら、そう言えば仲間に入れてあげるのにね。(笑)

 一党独裁のイデオロギー国家である中国、王朝とも呼ぶ北朝鮮、そしてマフィアのような得体の知れないロシア、面倒な国に囲まれたもんですね。国内で、政争してる場合ではない。どないするねん、と、関西弁がでてしまいます。

 日本の政治を育てる気持ちが無いマスメデイア、政権の批判をして飯を食う、政権の批判で飯を食っていた政党が政権を握ると体たらく、誰が日本国をちゃんとしたいのか、私には目に見えない。僅かな事がだけど、廻りの人々の幸せや身内の幸せの為に頑張る人々に光をあてるべきだ。

 昨日もNHKテレビでは『無縁社会』について特別番組を組んでいた。『無縁』とは本来、仏教用語だと思う、「仏法を聞く縁の無い者」ですよね。中世では、被差別民を指していた歴史があるのではないだろうか。そういう意味で、昨夜のNHKが報道している世界は、現代における、新しい、被差別民の出現という気持ちで聴いていた。

 世界の第2位の経済大国になった国で新たに貧困層を作っている現状は大いに問題であり、且つ、海外から労働力を輸入し移民を進める考えは私はもっと議論が必要と思う。2千年以上も継続した日本列島の国としては慎重に考えた方がいいと思う。

 晩年になり、日本国が厳しい世界情勢に囲まれ始めた事に不安を覚えます。

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