« 高尾山から陣馬山縦走し陣馬湯で泊まる | Main | 耽羅(済州島)紀行 その19 南岸のホテル »

国際情勢はどうなっているのか

 最近の国際情勢を冷静に眺めてみたいと思います。最近、起こっている事件を考えてみる。

 先ず日本のGDPは中国に抜かれ、世界三位となった。10年以内に中国はGDPでアメリカを抜くと予想されている。日本は自由主義諸国の先進国の一つとして、人口の激減に耐えながら安定したGDPを維持して来た。中国は特殊な共産党1党独裁国家として自由主義諸国とは全く異なる政治・社会体制で経済発展と防衛力強化を第一とした国家体制で突き進んでいる。

 中国と類似の国家としてロシアが資源力を原動力として、国際的にも発言力を増して来ている。日本は戦後アメリカと癒着した自民党政権が長く日本国の舵取りを行い、アメリカは安心して中東諸国の石油権益を守る作戦が展開できていた。しかし、パートナーの自民党が敗れ、戦後初めて新たな民主党というアメリカには馴染の無い政権が生まれた。

 全く新しい政権が生まれると、古来、近隣諸国は新しい政権がどういう考えか打診する為に、戦争をを仕掛けてくるケースが多かった。アメリカは民主党がどのような考えでアメリカと関係を持つのか疑心暗鬼であった。そこを中国やロシアという政治体制も思想的にも自由主義でない国は仕掛けて来た。

 尖閣問題、北方領土の問題、当たり前のように彼らは探針「仕掛ける)を入れてくる、アメリカが日本に対して少し距離を置いて観ていると考えたからである。こんな事は、国際情勢では当たり前の事であり、弱い者は強い者の餌食ととなるのが国際情勢であり、古来、変わらない常識である。

 これから先、10年後の世界を考えると明らかに中国はアメリカを抜き、GDP世界一になりアメリカと世界の覇権を争う非・自由主義の1党独裁、共産党の国家となり、軍事力もアメリカと争う国家となる。ロシアも似たような国家として覇権を争う国になる。欧州もアメリカも自由主義諸国連合として中国、ロシアと対峙する事になる。

 その時に、インドやブラジル、東南アジアの経済発展諸国がどの陣営につくかが問題になる。世界史を振り返れば、中国は世界に稀な中華思想という特殊な世界観を伝統的に持つ民族である。形式的に中華文化を優れたものと崇め、朝貢すれば蛮族の一つの国として認める妙な性癖を持つ国なのだ。現在の北朝鮮はこの範疇で中国の中華思想の属国状態にあると思う。

 中国が北朝鮮に抱く危機意識は、吉林省を始め旧高句麗の民族が暮らす中国東北部の独立運動である。此処に、火がつけば、内モンゴルからチベット、ウイグル、雲南省へと独立の戦火は広がる。北朝鮮の体制が崩壊すると、中国は中国東北部の遊牧民に独立の戦火が起こる可能性が高いし、今、中東で起こっているドミノ倒しが怖いのだ。

 エジプトの独裁政権を倒したのは、インターネットであると言われている。イスラエルは非常に不安定な状況だ、先日、関係ない話だがアメリカのグラミー賞を日本人4名が突然受賞した。勿論、実力が世界に認められたアーテイストである。しかし、ハリウッド業界や音楽業界を陰で握る人々はジューイッシュと考えられるので、意外と、日本はイスラエルにも自由主義西側陣営では重要である意味が再認識され始めたのではないかと思う。

 日本は、今まで世界第二位の経済大国の地位にありながら、『覇権主義』の戦略を取らなかった。ず~と、アジア諸国に対しても、西側諸国に対しても、低姿勢を続けてきた。軍事力でも廻りの国々に脅威を与えない戦略を取って来た。これは、自民党が偉いと思います、国益を守ってきたと評価すべき政策だ。

 しかし、中国やロシアやインドもブラジルも判りません。彼らが、覇権主義の舵を取った瞬間にどのような将来が待っているか、不気味である。私は、同じアジアの人間として、中国には絶対に覇権主義を取らないで欲しい、そうでないと、昔の日本が辿ったような道を歩むことになる。世界は甘くはない。

|

« 高尾山から陣馬山縦走し陣馬湯で泊まる | Main | 耽羅(済州島)紀行 その19 南岸のホテル »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事