« 2010年 思い出の旅(5) 国内編 三輪山周辺を歩く | Main | 2010年 大晦日 御挨拶 »

正月準備で多忙の主夫

 そろそろ今年も終わりですね。ブロッグをやる暇も無いのが皆さんでしょうね。

 今日はそろそろ仕込みという事で、朝から八百屋さんやスーパーを巡る。黒豆は今年は初めて新しい安物の黒豆にした。帯広産の光黒大豆を使用してやってみます。豆200グラムに対して先ず、砂糖200グラム、塩1/2匙、醤油1匙で汁を作る。レシピによれば、沸騰したら火を止め、60度まで冷ます。水洗いした黒豆をホウロウ鍋の汁に投入し、サランラップを汁の表面にかけ5時間寝かす。

 現在、寝かせている最中です。冷凍庫から北海道の娘夫婦が送ってくれた、タラバガニ(毛蟹は既に食べました)の解凍を始める。数の子も匙1/2の塩を入れたボールに水を入れ塩抜きを始めた、4時間程度はかかるでしょう。干しシイタケも水で戻すのでボールに水を張り投入。4時間から5時間程度待ちましょう。

 と言う訳で、午後3時頃から、第二弾の正月料理の準備開始となります。今から、大根と人参のナマスを作ります。昨日、既に田作りは完成させている。

さて、今は6時半、煮物が終了した。大きな鍋で炊き終えた。アマゾンで購入した鍋である。

 サトイモは別鍋で茹でて、人参、筍、牛蒡、戻した干ししいたけ、その戻し汁を利用する。昆布を引き、シイタケの戻し汁で根菜を煮ます。レンコンも勿論投入するが、料亭のような花弁の切り方は出来ない。酒とシイタケと昆布と、カツオ出汁の味で焚くのが私の流儀です。牛蒡は勿論、水に漬け、あく抜きが肝心である。

 黒豆は午後3時半からもう3時間煮ている。時折、水を差し、石油ストーブの優しい火で煮るのが庶民の味だ。今回の、地元の丹波の黒豆ではなくて、北海道の豆だが意外と美味しそうだ。豆200グラムに対して、180グラムの砂糖と少量の塩、醤油を入れて炊いている。

 数の子は午後3時過ぎから、塩抜きを終え、薄皮を丁寧に取り、ソーサーに入れて、サランラップで包み冷蔵庫に保管した。

 晩飯は息子が在宅なので、鳥の骨つきの足をフライパンでオリーブオイルで蒸し焼きにする。塩コショウをして焦げ目がつくまで焼く。そして、人参、玉ねぎ、ジャガイモと一緒に煮るが、その前に玉ねぎと人参とニンニクで炒めるのが大事だ。現在、鳥シチューを製作中である。

 今晩は、タラバ蟹と鳥シチューである、贅沢な年末である。

 今回は、母直伝の山形の棒ダラの準備が出来なかった。申し訳ないような気がします。多分、京都の宇治では姉が孫娘に毎年、正月料理の準備を教えていると思います。奈良方面では、多分、『それから』の主婦が義母と一緒に正月料理を作っていると思います。

 日本人として、大事な正月を迎える料理の準備は伝承しないといけませんね。外国人と付き合うと、まさに、この日本独特の数百年、否、2千年も延々と続いた文化が誇れるものだと信じています。

 

|

« 2010年 思い出の旅(5) 国内編 三輪山周辺を歩く | Main | 2010年 大晦日 御挨拶 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 2010年 思い出の旅(5) 国内編 三輪山周辺を歩く | Main | 2010年 大晦日 御挨拶 »