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中欧4カ国紀行 その23 ウイーン自然史博物館(3) 道楽皇帝

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20109wine_1469  この博物館はマリアテレジアの旦那、神聖ローマ皇帝フランツ1世の道楽のお陰で出来ました。写真は化石を商人から購入している皇帝の姿を描いています。欧州の殆ど全土を支配したハプスブルク家は文化の面でも世界の中心になろうと考えたのではないでしょうか。

 政治は、嫁さんのマリアテレジアがやっていたようですよ。嬉しそうに化石を買う少年のような旦那さん、親近感が湧きますね。

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 素晴らしい建物です。収蔵資料は3千万点にも及びます、世界一級の博物館ではないでしょうか。

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 鎌倉の大仏さんが飾られていました。シェーンブルン宮殿を見学して感じた事ですが、マリアテレジアを始め当時のオーストリアの貴族は東洋に憧れていたようです。

 日本の部屋と思われるような、日本の絵画や陶磁器や民芸品で飾られた部屋がありました。この鎌倉大仏は18世紀のものでしょうか。

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 シーラカンスです、ホルマリン漬けでしょうか。マンボーの骨格展示もありました。

沢山の魚類関連の資料も展示されています。

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 こんなでかい鷲のような鳥も吊るしてあります。

ハプスブルク家の紋章はそういえば、双頭の鷲でしたね。翼幅2メータ以上あります。

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 こんな妙な魚が泳いでいました。肺魚でしょうか。気持ち悪いですね。

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 沢山の鉱物や、生物、化石、先史時代の遺物、等々を堪能できました。是非、一度は美術館とともに、博物館も訪問されると楽しいと思います。

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