2010年 思い出の旅(3) 海外編(暁の寺、アユタヤ・峨眉山、九寨溝、黄龍紀行)
承前 2010年 思い出の旅(2) 海外編(中国 雲南・西安・北京紀行)
タイ紀行 『暁の寺・アユタヤ』
タイは初めて訪れる国です。昔はシャム王国の名前で日本人には馴染のある国でした。特に日本人に馴染は、戦国時代が終わり国内では出世の夢が失われた新天地を求めて、アユタヤに渡海した山田長政が活躍した事で有名です。
私は、数年前にハノイに在住していた時にカンボジアのアンコール・ワット、トム遺跡を訪問しましたが、その時にアユタヤとの戦争の歴史を学びました。そして、『ライ王のテラス』では三島由紀夫の戯曲を知り、バンコクの『暁の寺』の事も同時に学んだ。
何時かは、タイという国を訪問してみたいと考えていましたが、今年、実現となりました。丁度、バンコクではデモの嵐が吹き荒れている時でしたが、無事に、紀行は楽しく終わりました。
中国 『峨眉山・九寨溝・黄竜紀行』
数年前に四川省で大地震があり多くの被害と死傷者がでました。私は中国の最初の王朝は夏王朝であると信じています。その夏王朝の建国の祖である禹の子孫が今も四川省の山奥に生き延びていると聞いていました。羌族と呼ばれる人々です、殷王朝には迫害を受け多くの羌族は殺されました、しかし、今も子孫が残っているという事にロマンを感じていたのです。
禹の話は、昔、西安の歴史博物館で彼をモデルにした土器を観た事があり、羌族は中原で活躍していた時代が存在していたのです。
もうひとつの興味は、九寨溝。黄龍の石灰棚の風景に興味がありました。幸い、今年の初めにトルコのパムッカレの美しい石灰棚の風景を観る事が出来ましたが、どちらが、より美しいのか興味がありました。
標高4千メータを越える高地の黄龍に行くのには高山病の危険があり、少し、心配でしたが、無事に楽しく旅を終える事が出来ました。酸素缶を持っての黄龍でしたが、大丈夫でした。むしろ、成都から九寨溝に行く行程でトイレ事情が最悪である事の方が困りました。特に女性陣には劣悪環境であったと思います。
まだまだ、成都付近では訪問した遺跡が存在しています、次回は是非、三星堆博物館を訪問したいと思います。
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