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2010年 思い出の旅(2) 海外編(中国雲南・西安・北京紀行)

 承前 2010年 思い出の旅(1) 海外編(トルコ、エジプト編)

 『雲南紀行(昆明・羅平 菜の花畑紀行)』

 日本人のルーツを探る旅、雲南紀行でした。日本人の祖先の一つとして、長江中流域で稲作を始めた人々が候補の一つです。最新の考古学により、稲作の発祥はインド アッサム地方ではなく、長江中流域であるという考えが主流です。その稲作を始めた人々も、漢民族に追われ、雲南の山奥に押し込められた少数民族に我々、日本人の祖先のDNAを持つ人々が生き残っていると言うのです。

 もうひとつ雲南と日本を繋げる大事な事は、昆明にある滇池ほとりで栄えた滇王国です。江戸時代に偶然に志賀島の畑から掘りだされた『漢倭奴國王印』を巡る新発見です。この印は贋作ではないかと、古来、議論がありましたが、滇池近く石寨山遺跡で発掘された『滇王之印』金印の鈕も蛇鈕である事が判明し、前漢の武帝から与えられたものでした。

 日本の志賀島の金印は後漢の時代ですが、中華思想から考え倭国も滇王国も北方系の蛮族ではなく蛇を信仰する南方系の民族という事で蛇鈕が撰ばれており、志賀島の金印は本物であると結論されたのです。

 古代史に興味無い人でも、是非、菜の花の頃に雲南の羅平を訪問される事をお勧めします。素晴らしい広大な菜の花畑が広がる景色は圧巻です。そういえば、司馬遼太郎さんも菜の花が大好きな人でした。

 中国雲南紀行 目次編(昆明・羅平の菜の花畑)

 『西安・北京紀行』

 今年は、西安(長安)・北京紀行もやりました。私は初めてでは有りませんが、西安は何度でも足を運ぶ価値がある古都であります。中国統一王朝発祥の地であり、且つ、中国が一番栄えた唐の時代の都であります。ヨーロッパ文明に扉を開き、東西の文明・文化が新しい世界を切り開きました。当時、世界一の文化・文明の華が開いた場所でした。

 しかし、そんな場所で遥か東の海の果てから来訪した阿部仲麻呂や空海が世界の中心で認められた舞台でもありました。世界中の人々が集まるような場所と環境を整える事で、文化・文明の華が開くと今でも私は持論を持っています。異なるものが衝突しない限り、新しいものは生まれないという考えです。

 今回は、漢の時代の漢陽陵地下遺跡の訪問も出来ました、兵馬俑坑は勿論素晴らしいですが、最近の遺跡発掘成果を見学するのも素晴らしいと思います。

 長安(西安)・北京紀行 目次編

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