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2010年の思い出の旅(1) 海外編(トルコ、エジプト編)

 今年も、色んな歴史溢れる場所を歩いた。今回は今年訪問した海外を振り返る。

 (1) 文明の十字路 トルコ

  ・3千キロに及ぶ長いトルコの旅は感動の連続でした。2010年の海外の旅では最高でした。旅行前に考えていたイメージとは全く異なる世界でした。旅行前は、飛んでイスタンブールのイメージはイスラムのゴチャゴチャした喧騒の世界を考えていた。

  ・実際に見たトルコは紺碧のエーゲ海が拡がるギリシャ・ローマ文明の世界であり、ローマから逃げたキリスト教徒のカッパドキアであり、最も戒律の厳しいイスラム教の聖地であるコンヤの風景と人々でした。

  ・今でも、トルコの人々が明治の頃に座礁したトルコ軍艦の乗組員を救ってくれた日本人を子供達に伝え、ロシア海軍を壊滅させた東郷を尊敬してくれている。世界でも、数少ない日本人を愛してくれている人々が住む国である。

  ・今回は、世界史を変えた、鉄文明を発祥させたヒッタイトの故郷を訪問出来ませんでした、次回には必ずヒッタイトの遺跡を訪問してみたい。しかし、あの石灰棚の美しい景色は世界一ではないだろうか。忘れる事が出来ない思い出満載のトルコ紀行でした。

  ・トルコ紀行 総目次編

   パムッカレ絶景の景色編

 (2) ナイルの賜物 エジプト紀行

  ・今回はナイルの下エジプトのみの紀行でした。それでも、最古のピラミッドであるサッカーラの『階段ピラミッド』や、ダハシュールの『屈折ピラミッド』、メンフィスの『ラムセス2世像』、アル・ギーザの『三大ピラミッド』を見学する事が出来た。

  ・カイロの博物館やハーンハリーリ市場を見学し、欧州とアジアを繋ぐ接点である事も強く認識出来ました。イスタンブールと並び、此処、カイロも東西両文明に窓が開かれた世界でした。

  ・62歳にもなって、通った早稲田の考古学教室で熱く講義を受けたのもエジプト考古学でした。次回は、ナイルの上流から母なるナイルを船で航行したいと思います。

  ・エジプト紀行 目次編

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